テレビ/テレビの選び方

省エネ・高経済性で選ぶ薄型テレビ

すべてが引き締めムードの今、省エネ性能は、テレビの価値を左右するポイントになりつつあります。ここでは、最新の基準をクリアした各社の製品と、低電力消費を前面に開発された最新テレビを紹介します。

大橋 伸太郎

執筆者:大橋 伸太郎

テレビガイド

省エネで経済性の高い薄型テレビを選んでみよう

地球資源(とお財布)に優しいかがモノの価値を図る基準になって、久しいものがあります。ここでは薄型テレビの経済性について考えてみましょう。

実はテレビの消費電力自体は大したものではありません。ヘビーユーザーでも年間使用料金が一万円を超えることは稀でしょう。しかし、国民一人一人が省エネを心がければ社会全体の効果は大きなものになります。

テレビを経済性から選ぶときのポイントは以下になります。
  • 液晶とプラズマだと、液晶の方が省電力
  • 画面の大きさ、性能が同じぐらいのものを比較した場合、本体価格はプラズマの方が安いことが多い
  • テレビ自体の性能ばかりでなく、ユーザーの使い方の工夫が大きい
上記の点を踏まえて、ガイドがおすすめするテレビは以下になります。


ガイドおすすめ! いま買いの省エネ型薄型テレビ

・シャープ LC-40SE1
省電力で常に先頭を走ってきたのがシャープのアクオスです。現時点での代表機種がSE1/SC1系で、52V、46V、40V、32V(SC1)で構成されます。

LEDバックライト搭載、テレビから離れた時やテレビの前でそのまま寝てしまった時、自動的に節電する「ムーブセンサー」、部屋の照明が消えると、電源が自動的にオフになる「照明連動機能」などで合わせ技で省エネルギーを達成します。

年間消費電力量118kWh/年
待機電力0.1w


・ソニー KDL-40EX72S
ブラビア最新のスタンダードモデル。46V、40V、32Vで構成されます。LEDバックライト(サイドエッジ型)で、人感センサーを搭載します。現在どれだけ節電できているかの目安をバーで確認できる、消費電力レベルバー搭載。最新の高画質回路X-Realityを搭載、モーションフロー4倍速、3Dに対応済。

年間消費電力量131kWh/年
待機電力0.68w

3D BRAVIA KDL-40EX72S [40インチ]

・パナソニック TH-P50GT3
液晶方式とプラズマ方式を比較した場合、省電力では液晶が有利ですが、艶のある画質のプラズマ方式を選びたい方も多いと思います。代表的なパナソニックのビエラから選んでみましょう。

フラグシップVT3からややグレードの下がるブラックパネル2搭載機種がGT3です。昨年のG2は3D非対応でしたが、今年のGT3はちゃんと3D対応でエコモデル。エコナビ搭載できめ細かくユーザーのお財布をケアします。

TH-P50GT3
年間消費電力 154kWh/年 定格消費電力415W 待機電力約0.1w
TH-P46GT3
年間消費電力 145kWh/年 定格消費電力380W  待機電力約0.1W
TH-P42GT3
年間消費電力 128kWh/年 定格消費電力350W 待機電力約0.1W

液晶方式に比較してやや消費電力量が多いですが、発光効率の改善で昨年のG2に比較して、例えばTH-P42GT3の場合、年間消費電力で約16%の省電力を達成したことに注目しましょう。

3D VIERA TH-P42GT3 [42インチ]


次のページで、省エネ性の高いテレビを選ぶポイントについて、もう少し詳しく解説しましょう。

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