学費・教育費/子どもへの金銭教育

官公庁サイトで金銭教育&自由研究

官公庁サイト内の子供向けコーナーを活用して、広くお金の学習をしましょう。

豊田 眞弓

執筆者:豊田 眞弓

教育費 ・ 奨学金ガイド

  • Comment Page Icon
自由研究のテーマが決まらない。そんな方に朗報です。官公庁サイト内の子供向けコーナーがかなり充実していますので、そちらをご利用なさってはいかがでしょう。ゲームなどで気軽に学びつつ、広くお金のことが学習できたらいいですね!

[目次]
子供のお金教育はいつするの?
官公庁の金銭教育コーナー
国税庁
財務省
金融庁
日銀
社会保険庁

子供のお金教育はいつするの?

子供の金銭教育のセミナー依頼を受けることがあります。特に夏休みの期間には増えます。その際に必ずご質問として投げかけるのが、
  • お子さんのお金教育の先生は誰ですか?
  • お子さんのお金教育はいつしますか?
ということです。

子供のころに適切なお金管理法や考え方などを身につけたいものです。
当然ながら、「先生」は親ですし、いつするかと言えば、生活の中で、ということになります。

お金教育が「生きる力」の1つであることは誰も否定しないでしょう。子供たちがやがて自立して羽ばたいていくのに必要不可欠なスキルの1つともいえるのが、生活力としてのお金の知識です。

先日、セミナーで受けた質問に、どうするのが「正しい」のか? というものがありました。具体的には、家事の手伝いをすることを交換条件としてお小遣いを与えることが正しいのか? といった内容でしたが、この答えはそれぞれのご家庭のポリシーや哲学に基づいて判断するものだと思います。

ある家庭ではOKでも、ある家庭ではNG。お金の教育にはそういった特性があると思います。我が家のポリシー・哲学をもって、堂々と決めていただければいいことだと思います。

ただし、行うべき時期はあります。基本的な考え方などは日ごろの生活の中で伝えていけばいいのですが、実際的なお金の管理法などについては、小学校中学年から中学校までの期間が大事ではないかと考えます。この期間に、親の考え方などもしっかり伝えておきたいものです。

特に、自由に時間が取れる夏休みは絶好のチャンス。うまく活用しましょう!

官公庁の金銭教育コーナー

ここ数年、ウオッチしてきましたが、官公庁の子ども向け金銭教育サイトがさらに充実してきました。夏休みの間に、親子でお金のことを勉強してみてはいかがでしょう。主なものとしては次のようなものがあります。

国税庁「税の学習コーナー」
財務省「キッズコーナー」
金融庁「教えて金融庁」(小学生)
金融庁「教えて金融庁」(中学・高校生)
日銀「にちぎん☆キッズ」
社会保険庁「キッズページ」

  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます