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ボーナスや貯蓄を活用しなくとも見直せる! 住宅ローンラクラク見直し術(2)(2ページ目)

ボーナスや貯蓄を住宅ローンの返済に積極的に充てるのは難しい方必見です。低金利時代の今だからこそ、見直してみると意外にメリットが見つかるかもしれません。

執筆者:西田 善太

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STEP4 見直しを実行しよう!(住宅ローン見直しの実施)


ここではケーススタディを用いて、解説してみましょう。ボーナスや貯金が難しい方もこのような見直しが可能です!

借り換えをして返済額をカット!
返済プランを細かく見直すことで、大きな「得」を手に入れられるケースがあるのです!
【神奈川県在住のBさんの場合】
・「毎月返済額を減らしたい!そして今年こそは貯蓄を!」を目指している。
・現在の住宅ローン残高は3500万円。残り期間は27年で、現在の金利は1%である。
・毎月の返済額にすると123,187円となり、来月以降は10年固定に切り替わり、3.6%の金利で毎月の返済額は168,884円となってしまう。

3年前に住宅ローンを組んだものの、その後貯金が思うようにできずに今まで住宅ローン返済に奮闘していたのですが、来月固定特約期間が終了してしまうのです。返済額アップは避けたいし、今年こそは貯蓄をしたいという目的で住宅ローンを見直すことにしました。

そこで目的を達成するために、今後10年間の返済プランと貯蓄プランを組んでみましょう。

■現状のまま(見直しをせず)返済を継続すると…
今後10年間の返済総額:?168,884(毎月返済額)×120回=約2,027万円

■10年固定へ借り換えをすると…(借換諸費用を含み3590万円、借入期間27年は2.1%)
今後10年間の返済総額:?145,262(毎月返済額)×120回=約1,743万円

低金利の今だからこそ、同じ10年固定でも、低い金利の商品に借り換えに踏み切ることでBさんは、来月からの金利上昇を回避した上で、今後10年間の利息払いも約284万円カットすることが可能となり、その分を貯蓄に回すことができます。

ボーナスは積極的に返済に充てることが難しくても、目的を絞り込むことで、返済に関するさまざまな工夫が可能なのです!


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