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【どう決める?】住宅ローンの借入期間

住宅ローンを借りる時、誰でも決めなければいけない『住宅ローンの借入期間』。35年か30年?それとも25年にするか?どうやって決めるか悩ましい~。

執筆者:西田 善太

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迷える住宅ローン選び:借入期間は長い方がいい?

住宅ローンのちょっと迷える質問に回答!?
ちょっと迷う住宅ローン(借入期間はどうしよう?)
住宅ローンの借り入れをする時、「借入期間」を何年にするか悩まれる方は少なくない。よく分かれる意見として、以下の2つが挙げられる。

(1)毎月の返済が可能な限り、借入期間は短くしたい。
(2)出来るだけ長く借りておき、余裕が出来たら繰上返済したい。

今回は、この2つのパターンのメリット&デメリットを見て、皆さんが『借入期間』を決める参考にしていただきたい。

(1)借入期間は出来るだけ短く!

この選択をする方の多くは「ローン=借金」と言う考えがあると思われがち、しかし以下のようなメリット&デメリットが
【メリット】
・毎月の返済に無理がなければ、確実にローン返済は短くなる。
・金融機関によっては、『借入期間』が短いと金利が下がる商品もある。
(例:15年固定2.80%、20年固定3.05%、25年固定3.17%、30年固定3.20%、35年固定3.34%)
【デメリット】
・『借入期間』を一度決めたら、将来毎月負担が増えた場合に「期間延長」がしずらい。
・本来預金や運用に回せる資金を強制的にローン返済に宛てる結果に。

など、(1)を選択する方は、住宅ローンについては出来れば将来的にあまり考えたくないと思っているのかもしれないですね。

(2)借入期間は出来るだけ長く!

(1)を選択する方に比べ、この選択をする方は予算ぎりぎりでローンを借りているか、『繰上返済』などを活用する予定の方が多い。借入期間を長くするメリット&デメリットは
【メリット】
・借入期間は年齢にも左右されるため、最初に出来るだけ長く設定、早く返したければ『繰上返済』が出来る。
・借入期間を長くすれば、毎月返済額が低くできるので、余剰資金を運用などに使うことが出来る。
【デメリット】
・『借入期間』を長くすると、本来より高めの金利になる場合も。
・定年後までローン返済が続く可能性もある。

など、(2)を選択する方は自己管理能力が問われるかも。

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