考える博士イメージ
ここが運命の別れ道になります。
住宅ローンには「借入期間」と「返済期間」の違いがあると知っていましたか?今回は4つの事例を紹介しながら、この2種類の期間が住宅ローンを味方につけるか、敵にまわすかの運命の分かれ道になることを理解しましょう。

賢い「期間」の設定方法を理解することで、住宅ローンの無駄な利息を支払う必要もなくなります。住宅ローンを借入れ・借換えようという方は、自分にあった「期間」選びができているかチェックしていきましょう!

「借入期間」と「返済期間」は意味が違う!

一般的に住宅ローンで言う「借入期間」や「返済期間」とは、金融機関から何年間のローンを組むかという意味です。例えば、3000万円を30年ローンを組むと言えば、ここで言う期間は30年となります。この30年という期間に基づき、毎月返済額などが決まります。既に、あなたの頭の中には金融機関から何年間貸してもらうという感覚に陥ってしまっています。ここは「何年間借りてやる!」くらいで臨みましょう。

■ 借入期間:金融機関と最大何年間でローンを完済しますと約束する「期間」

■ 返済期間:あなた自身が決める何年間でローンを完済しようという「期間」

これら2種類の期間の関係は常に、あなた自身で決める「返済期間」のほうが金融機関との間で決める「借入期間」より短くなります。

【例1】Bさん(45歳)の場合
一般的な住宅ローンの借入基準の中に、「完済時年齢75歳未満」などがあります。これはBさんの場合は「最長でも30年間しか貸してあげませんよ」という金融機関側からの一方的な基準です。また、Bさん自身は60歳の定年までに住宅ローンは完済しようと考えています。BさんがA銀行から30年ローンを組んだ場合は、Bさんの「借入期間」は30年、「返済期間」は定年までの15年となります。

【例2】Cさん(32歳)の場合
Cさんの場合は、金融機関側は最長で35年間で借り入れることができます。ただし、共働きのCさんは毎年50~70万円くらい繰り上げてローン返済をしようと考えています。その場合、ローン完済は約17年となります。Cさんのケースは「借入期間」は35年、「返済期間」は17年となります。

次のページでは、賢い「借入期間」の設定方法をチェック!