団体信用生命保険とは?

団体信用生命保険(通称「団信」といいます)は、住宅ローンの返済中に、ローン契約者が死亡した(または高度障害になった)場合、生命保険会社がその時点のローン残高に相当する保険金を、本人に代わって金融機関(債権者)に支払うことで、ローンが完済となる制度をいいます。
住宅ローンと団体信用生命保険

住宅ローンと団体信用生命保険


住宅ローンと団信、3つの関係

住宅ローンと団信の関係は3つに分けられます。すべての金融機関が3パターンを取り揃えているのではなく、次の(1)~(3)のいずれかを取扱っています。

(1)金融機関が保険料を全額負担するケース
住宅ローンの債権者である金融機関が、団信の保険料を全額負担するケースです。団信への加入が住宅ローン契約の条件になっています。住宅ローン契約者に保険料負担はありませんが、団信への加入審査については、住宅ローンを提供する金融機関ではなく、団信を引き受ける生命保険会社の審査基準によります。つまり、生命保険会社の審査基準をパスしないと、住宅ローンを借りることができないこととなります。

(2)住宅ローンを借りる人が保険料の一部を負担するケース
住宅ローン契約者である債務者が保険料の一部を負担するケースです。団信への加入が住宅ローン契約の条件になっている金融機関の中には、健康上の理由で、通常の団信に加入できないお客様の為に、生命保険の引き受け基準が拡大された「ワイド団信」を用意している金融機関があります。

「ワイド団信」を使う場合は、住宅ローン契約の金利が若干高くなります。この場合も、銀行に金利(利息)として支払うのであって、生命保険会社に保険料として支払うことはありませんが、通常の団信を使える人よりは、金利が高くなるため、実質的には保険料を一部負担していると言えます。

(3)住宅ローンを借りる人が保険料の全部を負担するケース
住宅ローン契約者である債務者が保険料の全部を負担するケースです。団信への加入が住宅ローン契約の条件になっておらず、団信に加入するか否かは任意に決められます。フラット35の住宅ローンがこちらに当てはまります。

団信を契約しないという選択肢もあるという事は、団信は不要なのでしょうか?団信は生命保険ですので、団信の必要性を考えるという事は、生命保険の必要性を考えることになります。