「フコク生命」子ども二人まで金利優遇
フコク生命では、「子育て支援金利優遇キャンペーン」を行っています。対象となる金利タイプは、10年固定、15年固定、20年固定。利用できる人は、融資実行時18歳未満のお子さまと同居している人です。優遇内容は、子どもが一人の場合には、通常の優遇金利から、さらに0.204%が、子どもが二人以上の場合には0.3%優遇されます。2008年6月で、この子育て支援金利優遇を受けた場合の適用金利は、18歳未満の子ども二人の場合で、10年固定2.1%、20年固定2.76%と、とても魅力的な金利になっています。
「みずほ銀行」子育て応援サービス
金利の優遇ではありませんが、みずほ銀行も子育て世帯に対するサービスメニューを持っています。一つは、「返済額増額指定サービス」の手数料が無料になること。このサービスは、例えば通常なら毎月返済額12万円のところを、15万円ずつ返済していく、というように、一定期間の返済額を増額できるというものです。増額した分は、繰上返済と同様の効果となります。このサービスは、手数料が5,250円かかりますが、20歳未満の子どもがいる場合には無料に。その他、多目的ローンの金利優遇や、各種特典が受けられるサービスもあります。
「ゆうちょ銀行」子育て応援特典制度
2008年7月より開始されるサービスです。対象となる商品は、フラット35など一部を除くホームローン夢舞台シリーズ(12商品)。利用できるのは、住宅ローン利用中に子どもが生まれた人です。優遇内容は、子ども一人につき0.1%で、住宅ローン完済まで優遇が続きます。
その他、一部の地方銀行でも、18歳未満の子がいる場合に、金利優遇してくれるというような商品がいくつか出ています。某金融機関の方にお伺いしたところ、その金融機関では、子育て世帯は、住宅を守る義務感が強く、金融機関側からするとリスクが小さいと考えているということでした。子育てと住宅ローンの返済の両方に頑張っている人に、今後も利用しやすい住宅ローンが出てくることを期待したいですね。
【住宅ローン完全マニュアル】
住宅ローン完全マニュアル【基礎編】