住宅ローンの借入/これから借りる住宅ローン関連情報

いいマンションほど、住宅ローンは有利?(3ページ目)

住宅ローン金利は、金融機関によって異なります。また、同じ金融機関でも、みな同じ金利で借入れしているとも限りません。物件によっては、提携ローンの利用で通常よりも大きな優遇を受けられる場合もあるのです。

高田 晶子

執筆者:高田 晶子

住宅ローンガイド

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全期間固定金利なら、提携ローンにこだわらない

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同じ銀行の住宅ローンが、もっと低い金利で借入れできる!?
固定金利選択型の金利優遇のタイプは、大きく2つあります。一つは、当初固定期間に大きな優遇をしてくれるもの、そして、もう一つが全期間一律優遇のものです。

提携ローンで比較的大きな優遇をしてくれるのは、後者の全期間一律型のものがほとんどです。例えば、10年固定で、店頭金利4.0%、全期間1.5%優遇なら、当初10年間は2.5%です。しかし、当初固定期間に大きな優遇をしてくれるものには、2.3%というものもあります(2008年7月現在)。

もし、10年で完済しようとしているのであれば、より金利が低い2.3%の方が有利になりますね。20年返済などでも同様に、提携ローンの大きな優遇よりも、適用金利が低いローンが他にもあるでしょう。

また、30年、35年の全期間固定などは、提携ローンでも非提携の一般のローンでも、同じ金利の場合が多くなります。提携ローンを利用すると、手続きを不動産会社経由で行ってくれるため楽になりますが、その分、提携ローン手数料がかかる場合もあります。自分自身で銀行に出向けば、提携ローン手数料は支払わずにすみます。

将来金利が変更されるタイプではなく、自分が支払っていく間に金利が固定される全期間固定(10年固定で10年返済なども含む)の場合には、提携ローンにこだわらず、他により有利なローンがないかを探してみましょう。


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