好奇心が人生のビジョンを浮かび上がらせる
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| あなたの人生、よーく見てみましょう |
それでは、もう一度問いかけてみましょう。
「あなたはこの人生をどこでどんなふうに過ごしたいですか?」「いきなり、人生と言われても……」「そんなのわかりませんよ」という声は脇に置きつつ、自分の中から出てくる言葉やイメージに意識を向けていきましょう。出てきた言葉やイメージを紙に書いてもいいですし、ボイスレコーダーに録音したり、ほかの人に聴いてもらってもいいでしょう。
とにかく、自由に思いつくまま想像を膨らませていきますが、ポイントは3つあります。
1つ目は
「好奇心」。出てきた言葉やイメージを「これは何だろう?」と無邪気に探っていきましょう。たとえば、「ハワイで過ごしたい」と出てきたとしたら、そこで終わるのではなく、「ハワイのどんなところで過ごしたいんだろう?」とさらに探ります。
たとえば、「海のそば」「ゆったりとした時間」「フラダンスをしながら」などなど、「ハワイで過ごしたい」という中にはいろいろなものが詰まっています。そこをさらに探っていくのです。
人生のビジョンを浮かび上がらせる残りのポイントは好奇心の方向性について。ポイントの2つ目は
「未来」。未来といっても、単に5年後、10年後といった具体的な時間の先というよりも、「それが実現したら、さらにどこでどんなふうに過ごしたいんだろう?」と、出てきた言葉やイメージの先にあるものに好奇心を向けていくことです。これによって、あなたが本当に求めているものが浮かび上がってきます。
人生のビジョンが時間に命を吹き込む
最後のポイントは、
「五感」。出てきた言葉やイメージについて五感をフルに使って好奇心を働かせるのです。たとえば、「ハワイで過ごしたい」という例であれば、そこで浮かんでくる風景、リズムや音、匂いや身体の動きなどにも好奇心を向けていくことです。それによって、単なる遠くのおとぎ話ではなく、あなたの実感が持てるものになっていきます。
好奇心、未来、五感。この3つを使って探っていくうちに、あなたが人生をどこでどのように過ごしたいかが、くっきりと明確に、しかもしっかりと実感が持てる形で浮かんできます。これがあなたの
「人生のビジョン」です。
ビジョンは固定したものではありません。どんどんと変化していくものです。大事に育て上げていきましょう。そして、このビジョンを持つことで、あなたの毎日はフラフラとした行き当たりばったりではなく、方向性を持ったものなっていきます。一瞬一瞬、1日1日、1ヶ月1ヶ月、1年1年といった時間が生きたものになっていくのです。
さらに、このビジョンを探る中で、もう一つあなたにとって大事なものが浮かんできます。それは、あなたがこの人生で大切にしたいこと、つまりあなたの
「価値観」です。この価値観を知ることで、あなたの毎日はさらに生きたものになっていきます。
次回は、この「価値観」をどうやって知ることができるのか、どう生かしていくのかを紹介します。お楽しみに!
【参考書籍】
■『成功するのに目標はいらない!—人生を劇的に変える「自分軸」の見つけ方』(平本相武著 こう書房)
■『コーチング・バイブル—人がよりよく生きるための新しいコミュニケーション手法』(ローラ・ウィットワース他著 CTIジャパン訳 東洋経済新報社)
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