簡単にできる茶碗蒸しの作り方!自宅の具材で作る時短レシピ
茶碗蒸しを中華せいろで作ると、すが立ちません。中華せいろの蓋は、竹を編んだものなので、蒸気が適度に漏れ、温度調節がよくできるからです。しずくも落ちません。
今回は、その原理を家庭用の蒸し器に応用して、茶碗蒸しにすが立たない作り方をします。普通の蒸し方よりも、時間も短縮できます。
材料は家にあるもので。今回は、缶詰のコーンも使っています。
今回は、その原理を家庭用の蒸し器に応用して、茶碗蒸しにすが立たない作り方をします。普通の蒸し方よりも、時間も短縮できます。
材料は家にあるもので。今回は、缶詰のコーンも使っています。
失敗しない簡単茶碗蒸しの材料(4人分)
失敗しない簡単茶碗蒸しの作り方・手順
茶碗蒸しの下ごしらえ
1:冷凍海老の臭みを抜く
海老は殻をむいて背ワタを取り除く。片栗粉と塩を少量ずつもみこんで洗い、水気をふき取る。
2:ささみを削ぎ切りして醤油をまぶす
鶏のささみはスジを取って削ぎ切りにし、醤油(分量外)を少量まぶす。
3:具を用意する
人参は薄く切って型抜きし、軽くゆでておく。ほうれん草はゆでて4cmくらいに切る。椎茸は粗い千切りに、かまぼこは飾り切りにする。コーンの水気を切る。
茶碗蒸しを作る
4:茶碗に具を入れる
蒸し用茶碗に具を入れる。
にんじんは、卵液を注いでからのせると沈みません。5:卵を泡立たないように混ぜる
だし汁を調味して人肌程度に冷ます。卵をなるべく泡立てないように、箸で割りほぐす。
6:卵液をこす
卵に調味しただし汁を加え、こし器でこす。
7:泡に火を近づけて泡を消す
茶碗に卵液を注いで、表面の泡に炎をかざして泡を消す。
8:鍋と蓋の間に隙間をあけて蒸す
蒸気の上がった蒸し器に入れる。 鍋と蓋の間の端っこに菜箸を1本挟み、少し隙間があいてる状態にして、強火で7~9分蒸す。
(一定温度より高温にならないので「す」ができない。蓋が斜めになってるので食品にシズクが直接かからない。)
蓋のシズクが落ちる場所に茶碗を置かないように。(一定温度より高温にならないので「す」ができない。蓋が斜めになってるので食品にシズクが直接かからない。)
9:蒸し上がり
表面に透明な汁が浮き出していれば、蒸し上がっている。
10:仕上げ
茹でたほうれん草をのせる。あれば、千切りにした柚子の皮を飾る。
ガイドのワンポイントアドバイス
卵とだし汁の量の割合を1:3にしました。やわらかいプリンといった感じです。もっとやわらかめが好きなら1:4にします。「蒸し方の基本」はこちらのページで紹介しています。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。