健康管理
脳科学・脳の健康 新着記事一覧(12ページ目)
イルカの知能はなぜ高い?人間の脳との比較で見えた進化し続ける脳
【脳科学者が解説】イルカはとても賢く、人間より知能が高いと考える学者もいるほどです。実際にイルカの脳の「脳化指数」は、人間に次ぐ2番目の高値と考えられています。イルカの脳研究からわかった人間の脳との共通点と違い、そこからわかる脳が持つ進化の可能性について、ご紹介します。
ガイド記事左右の脳に優劣はあるのか?「右脳左脳説」の問題点
【脳科学者が解説】幼児教育や脳のトレーニングなどの宣伝で、「右脳」「左脳」を分けた説明を見かけることがあります。しかし脳科学的に見て「右脳・左脳論」は科学的根拠があるものではありません。歩く足の左右に優劣がないように、左右の脳にも優劣はないのです。「右脳・左脳論」の3つの問題点をわかりやすく解説します。
ガイド記事視神経の半交叉・視覚伝導路の仕組みをわかりやすく解説
【脳科学者が解説】見たり、聴いたり、嗅いだり、私たちは多くの感覚を使って、外界の変化をとらえています。中でも、左右の目で「見る」ということは、とても優れた仕組みがあります。視交叉とは何か、目の網膜に光が入ってから大脳で感じられるまでの見える仕組みについて、専門的な内容をわかりやすく解説します。
ガイド記事右脳派は芸術脳?左脳派・右脳派の性格診断を信じてはいけない理由
【脳科学者が解説】「左脳派は言語や計算などの論理的思考に長け、右脳派は芸術や空間的認知が得意」―。そんな性格診断を見たことはありませんか? 脳の左右で働きが違うのは事実ですが、「左脳派」「右脳派」といった考え方や特徴の違いというものは、科学的には実にナンセンスなものです。その理由をわかりやすく解説します。
ガイド記事1つの体に2つの心?右脳と左脳で異なる感じ方や好き嫌い
【脳科学者が解説】私たちの右脳・左脳は独立して働くことが、大脳半球の研究からわかっています。右脳と左脳は違う働きをしながらも、お互いに影響しあい、時に矛盾するのです。物の好き嫌いも、左右の脳で感じ方が違うことがあります。「右脳・左脳論」の面白さと、俗説が広まる懸念点について、わかりやすく解説します。
ガイド記事脳梁を切断するとどうなる?「分離脳」から考える右脳・左脳
【脳科学者が解説】左右の大脳半球、いわゆる左脳と右脳は脳梁でつながっていますが、この脳梁が切断されて右脳と左脳が独立した状態を「分離脳」と言います。重度のてんかん治療のために「脳梁離断術」という手術もあります。「右脳・左脳論」にもつながった「分離脳」研究についてわかりやすく解説します。
ガイド記事記憶を司る海馬の働きに左右差はあるのか
【脳科学者が解説】大脳辺縁系にあり記憶を司る「海馬」は、左と右に一対あります。左右の海馬には、大きさや形、基本的なつくりに違いや差はないように見えます。しかし、脳の左右差が議論される中で、海馬の働きにも左右差があると考えられ、最近の脳科学の興味深い研究テーマになっています。海馬の左右差とそれぞれの働きについて、わかりやすく解説します。
ガイド記事恋人には左側から話しかけるべき?右脳・左脳関連の話に科学的根拠はあるのか
【脳科学者が解説】いわゆる「右脳」「左脳」といった話は人気ですが、実際に大脳の左半球と右半球にはどのような違いがあるのでしょうか?「左利きの脳は〇〇の割合が高い」「感情的な右脳に届きやすいよう、好きな人には左側から話しかけるのがいい」といった話の真偽を含め、脳の左右差について解説します。
ガイド記事男性脳・女性脳は違うのか?右脳と左脳をつなぐ脳梁の性差と真偽
【脳科学者が解説】「男性脳」「女性脳」の科学的根拠はあるのでしょうか。男女の脳の違いの根拠として、右脳と左脳をつなぐ「脳梁」の大きさの差がよく挙げられますが、この報告をした最初の科学論文は非常に簡素なものでした。現代の脳科学研究から、脳の男女差にエビデンスはあるのか考えてみましょう。
ガイド記事脳科学的に異議あり!私が「脳の活性化」ブームに違和感を覚えるワケ
【脳科学者が解説】脳を活性化させる方法として、食べ物、トレーニング、即効性のあるツボなどさまざまなものが紹介されています。しかし「脳の活性化」という言葉自体、実は脳科学の知識があれば、非常におかしな言葉なのです。また、「活性化」することが、必ずしも脳にいい状態とも思えません。その理由をわかりやすく解説します。
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