糖尿病 新着記事一覧(25ページ目)

ストレスが糖尿病の原因の一つなのはよく知られていますが、わずか三日三晩「深い眠り」を妨げると健常者でも血糖値が23%も上昇しました。これはもう糖尿病予備軍のレベルなのです。

高齢の糖尿病者には危険がいっぱいです。その一つが、35℃以下にまで体温が降下してしまう低体温症。体温が下がることで、心臓発作、腎機能障害、肝臓障害など死の危険が起こります。詳しく説明しましょう。

医療の進歩によって糖尿病者の寿命も延びました。それに伴って骨粗鬆症も大きな問題になりそうです。1型糖尿病の女性は特に骨量が少なく、2型の女性は骨量はあるのですが骨折も多いのです。

粉末インスリンを吸い込んで肺から吸収する、注射針なしの夢のインスリン「エクスベラ」が発売1年余りで市場から撤退します。安全性や薬効に問題があったのではありません。売れなかったのです。

日本でも肥満児の2型糖尿病が増えています。糖尿病の早期の発症は、人生の後半をつらいものにするので心が痛みますね。7歳児の肥満には8つの危険因子がありました。イギリスのコホートスタディです。

親や兄弟姉妹に2型糖尿病があれば、その家族はそうでない家族に比べて3.5倍も2型糖尿病になりやすくなります。どう考えても遺伝が一役買ってますね。想像されていた遺伝子の影響が徐々にわかってきました。

糖尿病と聴覚障害の関係は、はっきりしていませんでした。しかし6月、アメリカ糖尿病学会で糖尿病者は2倍も難聴になりやすいという発表があったのです。真偽の程は？ 詳しくご紹介しましょう。

糖尿病になると平均余命が12～15年も短くなる話はクローズアップしましたね。それは糖尿病の合併症のせいだと思っていました。ところが細胞分裂をコントロールするテロメアも関与するらしいのです。

コレステロールと言うと善玉(HDL)や悪玉(LDL)の話ばかりですが、そのサイズも大事なのです。小さい善玉は分解されやすく、小さい極悪玉は血管壁をすり抜けて動脈硬化の元凶になります。

アメリカでは35％以上の人がセレンを含むマルチビタミン・ミネラルを取っています。ある研究ではセレンが糖代謝を高めて合併症から体を守るとしています。ところが正反対の結果が発表されました。