子育て・キッズ
絵本 新着記事一覧(29ページ目)
ムーミンのふるさとで大冒険『それからどうなるの?』
ムーミンとミムラねえさんが、行方知れずになったちびのミイを捜して繰り広げる冒険物語。絵本の各ページに切り抜かれた穴の数々が、愉快なしかけを提供するだけでなく、絵本の世界と、読者の住む現実世界とをつないでいきます。
海外の絵本・外国人作家の絵本ガイド記事大橋 悦子命の連鎖を訴える絵本『星になった鮭』
海から故郷の海に帰ってきた鮭は、卵を産み落としたあと命絶え、我が子たちの成長を見届けることはできません。そんな鮭にお話の中だけでも、自分が産み落とした卵からかえった子どもたちが、成長して元気に海に旅立つ姿を見せたいという思いから生まれた物語です。鮭の一生を温かく見守る絵本が、命の連鎖を力強く訴えます。
絵本関連情報ガイド記事千葉 美奈子お風呂が楽しくなる絵本『おふろだいすき』
お風呂が苦手な子はお風呂が楽しみに、お風呂が好きな子は長湯が心配になるほどさらに大好きになるかもしれない、楽しいお風呂の絵本『おふろだいすき』をご紹介します。
おすすめロングセラー絵本ガイド記事千葉 美奈子そこにある幸せ『てんさらばさら てんさらばさら』
日常の中にあるささやかな幸せ、それに気づかせてくれた存在について、素朴なタッチの絵で問いかける絵本をご紹介します。雪の降り始める時期に空から舞い降りてきて、おしろいをふりかけると少しずつ増え、そのたびにいいことが起きるという「てんさらばさら」。主人公の「まゆ」は、「てんさらばさら」を誰にも内緒にして大切に増やしていくのですが……。
おすすめロングセラー絵本ガイド記事千葉 美奈子やなせたかしさんのメルヘン童話『やさしいライオン』
「アンパンマン」の作者、やなせたかしさんが、94歳で亡くなりました。小さな子どもたちが大好きなヒーロー・アンパンマンを生み出したやなせさんですが、メルヘン童話の作り手であったことも知られています。アンパンマンが世に出る直前に作られたメルヘン童話『やさしいライオン』をご紹介します。
おすすめロングセラー絵本ガイド記事千葉 美奈子「勇気」と「信頼」を問う『ヤクーバとライオン』
アフリカの奥地を舞台に、命を懸けた究極の選択に迫られる少年ヤクーバとライオンの心の交流。「勇気とは」「信頼とは」という正解のない問いが、生きていく上で必須のテーマとして、突きつけられます。
海外の絵本・外国人作家の絵本ガイド記事千葉 美奈子世間知らずな殿さまのさんま物語『めぐろのさんま』
「さんまは町人の食べる下魚」とされ、口にしたことがなかった殿さま。その殿さまが、ひょんなことからさんまの味を知り、その美味しさの虜になり、忘れることができず……。自分の知らない世界があることを知った殿さまが、さんまについてのこだわりを語るまでの落語絵本『めぐろのさんま』。世間知らずな殿さまが、自分の中の1つの殻を破るまでの道のりでもあります。
絵本関連情報ガイド記事千葉 美奈子言葉遊びの楽しさが魅力『おやおや、おやさい』ほか
たくさんの野菜がマラソンレースを繰り広げる『おやおや、おやさい』、果物たちがビーチで遊んだりハプニングを起こしたりする『くだもの だもの』。楽しい言葉の響きと、リズムをつけて読みやすい文章、ユーモアたっぷりの展開が、お母さんやお父さんにも、とても人気のある絵本です。
絵本関連情報ガイド記事千葉 美奈子あんよの楽しみがあふれ出る『くつくつあるけ』
『くつくつあるけ』に登場するのは1足の靴のみ。しかし、その躍動感ある表情豊かな動きが、読む人それぞれの自由なイメージを引き出します。靴の動きから自然に想像が膨らむ、人々の表情や周りの景色を楽しんでみましょう。
おすすめ新刊絵本ガイド記事千葉 美奈子「きまりとは?」を考える 『としょかんライオン』
たくさんの人が本を読んだり調べ物をしたりする図書館は、大声を出したりおしゃべりが過ぎたり、走ったりしてはいけません。そんな図書館にライオンがやってきたことで、大人も子どもも、「きまりって何だろう?」「きまりってどうしてあるんだろう」ということを考え直します。登場人物たちの感情の変化が丁寧に描かれた絵本です。
海外の絵本・外国人作家の絵本ガイド記事千葉 美奈子