きょうにん みゆ
生活者目線で漢方を追求! 手軽に作れる薬膳レシピのパイオニア
自身の体調不良が漢方で改善できたことを機に、本格的に漢方・薬膳の分野を学んできました。国際中医師・中医薬膳師の資格を活かし、「こころに漢方を、くちびるに薬膳を」をモットーに、身近な食材を使ったカンタン薬膳やわかりやすい漢方の知恵を紹介していきます。
六君子湯(りっくんしとう)
六君子湯(りっくんしとう)は、食欲不振、下痢、脱力感、嘔吐、胃炎、胃痛、貧血、むくみなどに用いられます。胃腸の機能をたてなおし、元気をつけてくれる代表的なオクスリです。
五苓散(ごれいさん)
五苓散(ごれいさん)は、むくみ、下痢、暑気あたり、尿量の減少、のどが渇くのに飲んだら吐き出すような症状に用いられる漢方薬です。飲酒後の吐き気や船酔いなどにも応用できます。
【汗をかき湿気をとる薬膳レシピ】酸辣湯はるさめ
汗を上手にかけないと、カラダを動かすエネルギーである「気」も滞り、水分代謝にも悪影響がでます。梅雨の季節は、きちんと汗をかいて余計な湿気を体内から追い出し、重だるいカラダを軽やかにしましょう。今回は、辛くて酸っぱい酸辣湯に、のどごしのいい春雨をいれた薬膳レシピです。
半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)
半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)は、めまい、頭痛、吐き気、耳鳴り、悪心などの症状に適した漢方薬です。曇天や梅雨時になると起こる頭痛や、メニエール症候群などの治療に用いられたりします。
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)は、精神安定によく用いられる処方で、動悸、不眠、めまい、のぼせ、ヒステリー、ノイローゼ、更年期障害、てんかん、小児の夜泣きなどの改善に役立ちます。
『ティーセラピー』『古宮』(韓国)…薬膳茶と宮廷食
2時間半で行ける医食同源・美容天国のソウルを、ガイド目線でレポートしてきました! 体調に合わせたお茶が飲める薬膳カフェや、宮中の韓定食を出す名店をご紹介します。まだまだ間に合うGWと夏の旅。気軽に美と健康と食を満喫できる韓国はいかがでしょうか?
非常時の不調にも!火力・電気を使わない薬膳レシピ集
災害やそれに伴う停電・節電などの非常時に。なかなか眠れない、疲れがたまってしょうがない、気分が落ち込みやる気が出ないといった症状はありませんか? 今回は身近な食材ででき、ガスや電気がなくても作れる手軽な薬膳レシピを4品ご紹介します。
防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)
「防己黄耆湯」(ぼういおうぎとう)は、カラダの防衛力を高め、水分代謝を良くしてむくみをとる漢方薬です。多汗、浮腫、尿量の減少、頭痛、関節痛のほか、水を飲んでも太るような水太りタイプの肥満症や、風邪を引きやすいタイプの体質改善に用いることもできます。
十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)
「十全大補湯」(じゅうぜんだいほとう)は、体力や血液を補う代表的な漢方薬です。疲労、虚弱体質、食欲不振、手足の冷え、めまい、貧血のほか、病後の体力アップや慢性病、生理不調などにも用いることができます。
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