おおぜき あけお
東北大学卒。横浜銀行入行後、支店長として数多くの企業の組織活動のアドバイザリーを務めるとともに、本部勤務時代には経営企画部門、マーケティング部門を歴任し自社の組織運営にも腕をふるった。独立後は、企業コンサルタントの傍ら上場企業役員として企業運営に携わる。
リスク・マネジメント~その1「不確実性」のリスク
マネジメントにおいて最重要事項とも言えるリスク・マネジメント。企業活動が直面する2つのリスク分類、「不確実性」と「危険性」のリスク。まず今回は「不確実性」のリスクに焦点をあて、その種類とリスクの内容、さらにはリスク回避の方法についてを具体例を挙げながら解説します。
マネジメントの観点から探るJR北海道再生への道
レール検査データ改ざんで昨年来揺れに揺れるJR北海道。関係部署の7割が改ざんに関与していたと言う信じられない事実が判明して、組織マネジメントそのもを根底から見直しする必要性が出てきたと感じられています。当ガイドでは、「組織の7S」的考察によりJR北海道の組織マネジメント再生への道を探ります。
景気回復に向けた企業の「ブラック回避」マネジメント
アベノミクスの進展とともに、今年の大きなテーマとなる景気回復の本格化。そこに向けてデフレ不況の落し子ともいえる「ブラック企業」の撲滅は、ある意味重要なテーマでもあると思います。そこで、ブラック企業にならないための組織マネジメントはいかにあるべきなのか、お馴染み「組織の7S」を使って考えてみます。
今年の企業ニュースを「組織の7S」の観点で振り返る
今年も1年様々な企業ニュースが報じられました。1年の締めくくりとして、今年新聞を賑わせた企業ニュースを「組織の7S」の観点で問題点や今後の課題を解析しつつ、振り返ってみます。
長期「戦略」が明暗を分けたトヨタ、日産の現況
アベノミクス効果に沸く輸出産業ですが、自動車業界のツートップ、トヨタと日産の中間決算が明暗を分けています。その理由はどこにあるのか。短期長期、入りと払いという「戦略」バランスという考え方を、この実例に沿って解説します。
名門企業や銀行でもコンプラ違反はなぜ起きる?
組織存続の大前提として、組織マネジメント以前にその重要性を認識すべき企業コンプライアンス。組織管理に甘さの残る新進企業だけでなく、名門老舗企業や信用第一の銀行でも重大なコンプライアンス違反が起きるという事例が相次いで発生しています。なぜこのような事態が発生するのか、実例を元に真相を探ります。
カネボウ、JR北海道に見る「組織風土」腐敗の7S解析
カネボウの白斑問題、JR北海道の杜撰管理問題は、いずれもそれぞれの「組織風土」が根本原因として指摘されています。ひとつ間違えると、組織マネジメントを根底から崩しかねない「組織風土」とはいかにしてつくられ、不敗等の問題発生時にはいかに立て直しをはかるべきなのか。実践的なケーススタディとして解説します。
「実績」を評価させる「目標」の重要性
我々が常々口にする「目標」とは何なのか。「目標」を定める意味とは何か。「実績」との関係性において明確化される「目標」を定めることの意味を、組織マネジメントの観点から考えてみましょう。「目標」なき組織の実例とも言えるゲーム配信大手企業グリーが最近とった行動に寄せられた疑問の声に関しても、この観点から明らかにします。
経営者は組織の「精神」であり「顔」である
組織マネジメントにおける経営者の役割を考えます。経営者は単なる組織のオーガナイザーとしての役割だけでなく、組織内、組織外それぞれに対して、経営者であるがゆえに意識し気遣いを求められる重要な役割があります。その役割について、実例を挙げながら説明します。
"組織の血液"コミュニケーションの重要性
組織マネジメントにおいて、戦略や管理にとらわれ過ぎるとうっかり見落とされがちな組織内コミュニケーションのあり方。上場大企業の取締役レベルにおいてすら、コミュニケーション不足が原因で引きこされたとしか考えられない取締役会での社長解任などという由々しき事件も発生しています。今回は実際の事例を交えながら、組織内コミュニケーションの重要性とそのポイントについて解説します。
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