みやぎ やすゆき
ドイツ語から言葉の謎へと迫る、在ウィーン哲学徒
日本の大学でドイツ語ドイツ文学を修めた後、オーストリアの首都ウィーンで哲学を学ぶ。現在は、翻訳・通訳および語学教師をこなしている。
der,des,demはcaseのしるし……ドイツ語の格変化
ドイツ語文構造を知る上で大変重要な、「格」について説明しましょう。例えば「犬(Hund)」だけぽつんといても何用やら不明ですが、「犬が」だとか“dem Hund“だとか助詞や冠詞で表示が付けば、その立ち位置も見えるというもの。
ドイツ語圏でよく目にする苗字の意味・由来とは?【意味一覧あり】
ドイツ語圏では、固有名の由来や歴史、分布に研究者の関心が向けられています。今回はよく知られた人名を手がかりに、ドイツ系苗字の意味や由来を確認してみましょう。引き継がれてきた姓は、その国の歴史や社会のありようについて教えてくれますよ。
ドイツ語定冠詞の格変化……現代詩で学ぼう!
ドイツ語初心者の困惑の種といえば「格変化」。特に定冠詞では英語のtheが名詞の性・数・格によってderになったりdieになったりで、少なからぬ方が頭を悩ませているのではないでしょうか。今回は、ある詩を用いた覚え方の手順をご紹介しましょう。
BMWのドイツ語発音はベーエムヴェー!車マニア向けドイツ語講座
「Vorsprung durch Technik」「Bayerische Motoren Werke(BMW)」…これらはいずれもドイツ系メーカー車に関係する言葉。ドイツ車は日本への輸入車の実に7割を占めるとされています。代表的な4つのドイツ車メーカーのブランド名・車両名・モットーに込められた思いを発音などを含めて紹介します。
ドイツ語と英語の「友とは言えどすれ違い」の関係
今回は、ドイツ語と英語の違いを解説します。たとえば、“Notausgang“は、Not(緊急)+Ausgang(出口)で「非常口」を意味しますが、このNotを英語のnotと取り違えて「not Ausgangってことは、出口じゃないんだな」と勘違いする人も。両語の相違は正しく把握しましょう。
ドイツ語アルファベートの発音……口を大きく使おう!
英語と同様、ドイツ語もアルファベット(ドイツ語ではアルファベート)で表記されます。同じ西欧語だけに基礎となる文字体系は共有しているものの、発音には色々と相違もあり、また英語には無い特殊文字も。ドイツ語の発音をチェックしてみましょう。
ドイツ語の一般的数詞である「基数」を紹介!
買い物の勘定であれ待ち合わせ時刻の確認であれ、数字というものは人々の生活を数多の場面で規定するもの。それだけに各言語の数詞には、当地の話者の生活様式や考え方の反映をも見て取ることが出来ましょう。ドイツ語の数詞にも、独特の特徴があります。
「超人」ニーチェの言葉と魅力……「ありのままの今」を生きる!
ニーチェの著作を読んだことが無くとも、ニーチェから広まった言葉に触れたことがある人は多いでしょう。キリスト教を辛らつに批判し、時にナチズムへの影響が口にされる。にもかかわらず、ニーチェの言葉は洋の東西を問わず未だ人を魅してやみません。その魅力とは?
音楽用語のドイツ語表現とは……クラシックファン必見!
クラシックやオーケストラの名称など……音楽用語はドイツ語でどう表現する? ドイツ語圏はクラシック音楽大国であり、ウィーンフィルやベルリンフィルといった名楽団の演奏を楽しめます。今回は音楽関係の用語、特にクラシックのものをご紹介しましょう。
ドイツ語で「こんにちは」を意味する挨拶表現・会話フレーズ
ドイツ語で「こんにちは」はなんと表現する? ドイツ語の挨拶は会話の基本。でも「グーテン ターク!」以外にどんなのがあるの? そんな疑問をお持ちのあなたに、ドイツ語の「こんにちは」など、いろんな挨拶言葉・会話フレーズを解説付きで紹介します。
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