絵本
春を楽しむおすすめ絵本
ひな祭りや春の植物など、春を楽しむおすすめ絵本をご紹介します。
記事一覧
妖気漂うオムニバス『さくらのもりのものがたり』
ガイド記事大橋 悦子魔法使いが住むという『さくらのもりのものがたり』桜の花はいつも美しく、私たちを魅了します。でも、その花は、時に妖気が漂うことがあります。『桜の森の満開の下』(坂口安吾)など、桜の持つ妖気を描いた文学もたくさんありますね。魔法使いが住むという『さくらのもりのものがたり』も、そんな桜の妖気を感じさせる絵...続きを読む
おばけだって宴会大好き?! 『おばけの花見』
ガイド記事大橋 悦子おばけ長屋を覗いてみたら、何故かみんながウキウキですおばけ長屋の夜が明けました。今日はとても良い天気。その上、長屋の住人は、何だかとても嬉しそう。実は、今日はおばけ長屋のみんなが楽しみにしていたお花見の日なのです。お酒やご馳走をたくさん持って、長屋のみんなは、お山へ登って行きましたが、さていったいど...続きを読む
桜色の魔法をどうぞ『うさぎのくれたバレエシューズ』
ガイド記事大橋 悦子桜の美しさと主人公のひたむきさに、心華やぐファンタジー不思議なうさぎの靴屋さんや桜色のバレエシューズ、可愛いチュチュ……この絵本は、どのページにも、女の子の好きなものが散りばめられています。でも、決して女の子に媚を売る、ロマンティックなだけの作品ではありません。心が華やいでくるほどの桜の美しさと共に...続きを読む
読めば元気がわいてくる春の絵本『はるがきた』
ガイド記事大橋 悦子吹く風に春の気配を感じたら、思わず笑顔になるような温かな作品が読みたくなりますね。そんな季節にピッタリの絵本が刊行されました。『REALLYSPRING』と題された原作は、名作『どろんこハリー』シリーズの著者コンビの手になるもので、初出以来50年以上も未翻訳でした。たくさんの人が、まるで春を待つよう...続きを読む
3月 新生活が待ち遠しくなる絵本
ガイド記事大橋 悦子元気に大きくなあれ!新生活が始まる子におすすめの絵本大きくなる子どもたちに、絵本という友だちが益々増えていきますように!3月を迎え、もうすぐ入園・入学・進級など、子どもたちも新しい生活がスタートします。みんな、ちょっとドキドキ、でもすごーくワクワクして、新生活を心待ちにしていることでしょう。そんな期...続きを読む
盗人、御用だ!『くものすおやぶん とりものちょう』
ガイド記事大橋 悦子時代劇を知らない子にも大人気『くものすおやぶんとりものちょう』面白くなければ、絵本じゃない……と、お考えの方に、自信をもっておすすめできる絵本、それが『くものすおやぶんとりものちょう』です。盗人から届いた犯行予告に立ち向かう、名親分の捕物帖は、時代劇を知らない子どもたちにも大ウケです。それでは、満開...続きを読む
春を待ちわびる思い『はるはいったい いつくるの?』
ガイド記事千葉 美奈子冬眠前のワクワクする気持ちを抑えられないコグマ『はるはいったいいつくるの?』冬眠しているクマは、冬の間ずっと目を覚まさず眠りっ放し?絵本『はるはいったいいつくるの?』には、冬に入る前から春が待ち遠しくてたまらなくて、なかなか寝付けないばかりか、眠っても何度も起きてしまうコグマのアルフィーが登場します...続きを読む
みんなで囲む春の味『おなべ おなべ にえたかな?』
ガイド記事千葉 美奈子みんなで作る春の味のおなべ『おなべおなべにえたかな?』一面、緑とたんぽぽの花に囲まれ、春のにおいに包まれた穏やかな日。きつねの「きっこ」は、いたちの子どもたちとともに、おみやげのたんぽぽをたくさんつんで山の向こうのおおおばあちゃんのところに遊びに行きました。温かな色合いのにんじんスープを作りながら待...続きを読む
大好きな人に桜を届けたい『はるじゃの ばけつ』
ガイド記事千葉 美奈子「はるじゃのばけつ」を準備する男の子鮮やかなピンクの桜は、満開を迎えているようです。緑の草原の上には、風に吹かれて落ちた桜の花びらを集めている「たっくん」がいます。ばけつにたまった花びらを見て、ふうと息をつくたっくんの様子から、その作業が小さなたっくんにとっては、地道でエネルギーを使うものであること...続きを読む
桜並木も見頃です 『はるかぜのホネホネさん』
ガイド記事大橋 悦子自転車でお手紙を配達する郵便屋さんの正体は?「ギコギコキーッ、ギコギコキーッ」と、大きな音をたてて、お手紙を届ける郵便屋さんは、なんとガイコツです。名前は、ホネホネさん!しかも、ホネホネさんには、ホネコさんというガールフレンドがいるのです。季節は春、もうすぐはるかぜ祭りの日がやってきます。ホネホネさ...続きを読む