不動産売買の法律・制度
不動産売買の法制度(14ページ目)
最低限知っておきたい住宅・不動産の法律について解説します。建築基準法や都市計画法、住宅品質確保促進法やその他法制度について、一般の人にも知ってもらいたいものを紹介します。
記事一覧
抵当権と不動産の売買
ガイド記事平野 雅之【ガイドの不動産売買基礎講座No.70】土地や建物を対象とする権利には所有権を基本として、占有権、地上権、永小作権、地役権、入会権、留置権、先取特権、質権、抵当権があります。これら民法上で定められた10種類の権利を総称して「物権」といいますが、このうちの留置権、先取特権、質権、抵当権の4つは債権を担...続きを読む
窓を開ければ……隣家のお部屋!
ガイド記事平野 雅之部屋の窓を開けたときに何が見えますか?海が見える!山の木々が見える!自然の風景が広がるのは気持ちの良いものです。都心の部屋だったら綺麗な夜景が見えるのも素敵でしょう。マンションと密着した一戸建て住宅もあるしかし、都市部の住宅密集地では窓を開けても隣家の壁しか見えなかったり、隣家の窓と向かい合わせだっ...続きを読む
リバースモーゲージで老後も安心できる?
ガイド記事平野 雅之【ガイドの不動産売買基礎講座No.59】「リバースモーゲージ」という言葉を聞いたことはありますか?「逆抵当融資方式」ともいわれますが、何だか難しそうで、まだ一般的に認知されているとはいえないでしょう。簡単にいうと「高齢者などが持家を担保にして生活資金の融資を受け、本人が死亡したときに売却して一括返済...続きを読む
不動産の権利証とは何か?
ガイド記事平野 雅之【ガイドの不動産売買基礎講座No.58】かつては「遺産相続をめぐる骨肉の争い」のような筋書きのテレビドラマなどで、しばしば「権利証」(権利証書)が小道具として使われていました。何だか大層な書類のようですが、ご自身や家族が不動産を所有していた人でないと、実際にご覧になったことはないかもしれません。20...続きを読む
借地法・旧法と新法の違い
ガイド記事平野 雅之【ガイドの不動産売買基礎講座No.56】借地権については、この講座のNO.44≪借地権ってどんなもの?≫などでも触れましたが、その基本となっているのは「借地借家法」です。しかし、この借地借家法が施行された1992年(平成4年)8月1日以前から存続する借地権に対しては、廃止された旧「借地法」が、引き続...続きを読む
公図の正体
ガイド記事平野 雅之【ガイドの不動産売買基礎講座No.50】法務局に備えられた重要な資料の1つに「公図」があります。不動産の取引などをしたことがない方にとっては、言葉で説明してもピンと来ないかもしれませんが、登記された土地の地番や位置、形状などを表す地図のことです。土地だけに関する図面のため、その土地上の建築物などは表...続きを読む
新築住宅における品確法のポイント
ガイド記事平野 雅之【ガイドの不動産売買基礎講座No.49】品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)が施行されたのは2000年4月です。それ以前は住宅性能の表示や評価に関する共通ルールがなく、複数の物件を客観的に比較することが難しい状況でした。品確法の施行から16年あまりが経ち、新築住宅に対する性能評価書の累計交付...続きを読む
重要事項説明の対象となる不動産の法律
ガイド記事平野 雅之【ガイドの不動産売買基礎講座No.48】不動産の契約をする前には宅地建物取引士が重要事項説明をします。その際に使われる重要事項説明書には、よく分からない法律がいっぱい羅列されていることもあるでしょう。これらのうち都市計画法や建築基準法は、都市部であればほとんどの不動産が該当します。そのほかに、宅地造...続きを読む
一戸建て住宅で地下室を造るときの緩和措置
ガイド記事平野 雅之【ガイドの不動産売買基礎講座No.46】地下の話になるとどうしても名古屋の街を思い出します。いまはどうか分かりませんが、かつて仕事で名古屋へ行ったとき、地上は人影もまばらで閑散としていたのに、地下に入った途端に大勢の人がいてびっくりしたことがあります。名古屋の地下街の拡がりは相当なものでしょう。それ...続きを読む
中古住宅の売主が業者と個人でどう違う?
ガイド記事平野 雅之【ガイドの不動産売買基礎講座No.42】建売住宅や分譲マンションなどの新築住宅であれば、そのほとんどは売主が宅地建物取引業者です。その一方で、中古住宅の売主は個人のケースが多くを占めるものの、業者のことも少なくありません。このとき業者と個人ではどのような違いがあるのでしょうか?中古住宅の売買で「買主...続きを読む