テーブル・椅子
椅子・名作椅子・チェア・スツール(4ページ目)
名作と呼ばれる椅子を中心に、どこが優れているのかをプロが解説します。
記事一覧
石川尚の一家一脚・椅子物語UP#020 段ボールの塊が変身した椅子(下
ガイド記事石川 尚『ある日、私は自分の事務所の外に波形ダンボール紙の山を見た。その材料は、私が好きな建築モデル製作材料であった。私はあれこれいじり回し、それらを貼り合わせ、手ノコやポケットナイフで形を切り出した』(FrankO.Gehry,MarilynHoffmann,‘LiberatedDesign,’TheCh...続きを読む
#021 『建築家』を決意した椅子
ガイド記事石川 尚1972年、事務所の庭で見つけたダンボールの山がヒントになって生まれた椅子“WiggleSideChair/ウィグル・サイドチェアー”。このダンボール椅子は、建築家:FrankO.Gehry/フランク・O・ゲーリー氏によって『EasyEdges/イージー・エッジズ』という名のダンボール家具シリーズ化...続きを読む
#027 ステイタスシンボルとしての椅子
ガイド記事石川 尚ボクが某住宅メーカー研究所に勤務していた時代、新商品(住宅)のカタログ制作でよく撮影現場に立会うことがあった。ゆったりとしたリビング、個性的な書斎、コダワリのホビールーム・・・だいたいが、オーディオルームやホームシアターなどである。どれをとっても質の高い空間だが、インテリアデザイン(コーディネーショ...続きを読む
#028 「和」のデザイン、格子の椅子
ガイド記事石川 尚懐かしく、モダンな美のかたち、「和」のデザイン・・・というタイトルで始まる雑誌「Pen」が目に入った。男性雑誌にもかかわらず、研ぎすまされた視線で美しい逸品を追う内容が多くのファンを魅了している。今回は「和」のデザインをキーワードに、暮らし・インテリアグッズ、とりわけファニチャーの特集である。海の向...続きを読む
石川尚のWAKUWAKUプレス・レポート#28 Lovely chair椅子に魅せられて06
ガイド記事石川 尚椅子好きにはたまらない♪椅子曼陀羅『ILoveChairs』好評の『Loveychair/椅子に魅せられて』シリーズは、リビングデザインセンターOZONEが、オープン10周年記念として、椅子をつくる人、デザインする人、研究する人、そして座る人・・・<椅子>をテーマに『WeLOVECHAIRSわたした...続きを読む
#037 日本美を世界に伝えた最初の椅子
ガイド記事石川 尚しなやかに、軽やかに………柳宗理:『バタフライ・スツール』緩やかな緊張感のある線で、凛々しい『顔』を生み出している椅子がある。今回ご紹介する椅子は、60年ほど前にデザインされた日本の座椅子:『ButterflyStool/バタフライ・スツール』・・・名前の由来のとおり、まるで蝶が羽根をひろげているよ...続きを読む
#038 一本の線になる折畳みの椅子
ガイド記事石川 尚折畳み椅子の原型的存在の椅子GianCarloPiretti(ジャンカルロ・ピレッティ):『PLIA/プリア』細いパイプフレームと透明なプラスチックの面、無駄なモノは全て排除し、最低限の要素で構成の椅子。そして薄く平面に折畳むことのできる椅子なのである。今回ご紹介する椅子は、1969年にデザインされ...続きを読む
#039 佇まいに憧れる至福のラウンジチェア。
ガイド記事石川 尚石川尚の一家一脚・椅子物語#039イームズのラウンジチェア+オットマンある友人の話。彼は住宅業界に従事している建築家。通常は人様の住まいをアーした方が良い、コーした方がいいと仕事をしているが、つい最近自宅を新築した。親戚家族の大所帯共有住宅、全体をうまくまとめることに苦労したと話していたが、無事完成...続きを読む
#041 イームズに影響を与えた合板の椅子
ガイド記事石川 尚イームズに影響を与えた合板の椅子MarcelBreuer(マルセル・ブロイヤー):『DiningChair』カバ材の白く柔らかい木目と単純な構成が美しい椅子。正面から見ると、まるで一枚の板から切り取られたような椅子である。今回ご紹介する椅子は、1936年にデザインされたプライウッドの『DiningC...続きを読む
WPR#36 神業!バンブーファニチャー(前)
ガイド記事石川 尚湯けむりと伝統工芸の街、大分・別府九州・大分は、「一村一品運動発祥の地」・・・佐賀関の「関あじ・関さば」、湯の町「湯布院・別府」、小粒で甘い「津久見・杵築みかん」、肉厚で旨味のある「どんこ椎茸」、下町のナポレオン「いいちこ」……等々、海に山に、自然の恵みが豊かな環境がある。四国と隔てる豊後水道、熊本...続きを読む