建築家・設計事務所
建築家住宅の実例(11ページ目)
建築家による住宅実例を詳しく紹介。アイデア満載の実例を見て、自分にあった家づくりのヒントを掴んでください。
記事一覧
一筆書きの壁に包まれた家[FRILL]
ガイド記事川畑 博哉この家は世田谷の環七沿いの台地の際の閑静な住宅街に、下北沢の街を見下ろすように建っています。コンクリートの堅牢な外観の印象とは裏腹に、内部は一筆書きで描く1枚の壁がカーブしながら空間を間仕切り、変化のある床のレベル差と共に、大小さまざまな居場所をつくっています。路地の奥の白い砦写真をクリックすると次...続きを読む
スキップフロアに多世帯が暮らす[練馬の連なり家]
ガイド記事川畑 博哉この家の建つ敷地はT字路の正面にという目立つ場所に位置しています。約64坪のゆとりある敷地目一杯に大きな住宅を建てると、周囲からスケールアウトする恐れがありました。そこで設計を依頼されたアトリエノットの井上搖子さんは、3つの切り妻屋根がズレて重なったような凸凹の外観にして、この問題を解消したのです。...続きを読む
緑を満喫するカラフルな家[ケヤキハウス]
ガイド記事川畑 博哉Yさん夫妻が一家四人で暮らす家を建てるため見つけたのは、東京・杉並区の典型的な旗竿形の土地でした。決め手は、南側が高校の裏庭に隣接していて、大きなケヤキやモミノキの緑豊かな風景が広がり、またとない良好な環境でした。以前から建築家に設計をと考えていたY夫妻は、OZONEの「家づくりサポート」でスタジオ...続きを読む
スパイラルフロアーの集合住宅[ガジュマルハウス]
ガイド記事川畑 博哉ガジュマルハウスのオーナーは、以前自宅だった木造二階建ての貸家の老朽化と3.11を機に、耐震性能の高い賃貸アパートの建設を検討されていました。そこで資金供給先の金融機関に相談したところ、吉富興産の澤口直樹さんが手がけた[ケヤキアパートメント(都知事賞受賞)]と[メゾンブランシュ(グッドデザイン賞受賞...続きを読む
柱を活かす改修[ハシラグルーブ 深大寺の家]
ガイド記事川畑 博哉共通の友人が主催するバーベキューパーティーで出会った、建て主のHさんと建築家の小圷泰史さん。Hさんは深大寺の閑静な住宅地に、築42年の一戸建て中古住宅を所有していましたが、内部の老朽化が進み全面的なリノベーションを考えていました。相談を受けた小圷さんは、1階の既存の柱を残しながら壁を取り払ってワンル...続きを読む
吹抜けの回遊生活[東村山の家]
ガイド記事川畑 博哉家づくりについて数年検討されていたKさんは、40名の建築家が所属する、住まい手と建築家をつなぐ建築家集団「家づくりの会」のギャラリーで、建築家の高野保光さんに出会いました。高野さんが建築相談の当番の日に設計相談にこられて意気投合し、すぐに実作をご覧になり設計を依頼されました。広い駐車場からアプローチ...続きを読む
宙に浮く斜面地のコートハウス[Casaさかのうえ]
ガイド記事川畑 博哉慶応義塾大学の日吉キャンパスにほど近い斜面地に、Mさんが家を建てることを決めたのは今から4年前のこと。裏手に広がる美しい森や遠くには富士山も眺められるという、急な坂道を登った先だからこそ得られる景色に魅せられてのことでした。そこで以前からテレビ番組等で注目していた、acaa建築研究所の岸本和彦さんに...続きを読む
蛇腹状のRC躯体に住む[高田馬場の家]
ガイド記事川畑 博哉この家の敷地は、大きな土地をどんどん細分化していく中で、オフィスビルとマンションとの隙間として残された、いわゆる「ウナギの寝床」と呼ばれる細長い形をしています。道路に接する箇所は、わずか4.7mなのに、奥行きは22mもあります。「できる限りたくさんの光と空間がほしい」「内部と外部の境界が曖昧な空間で...続きを読む
都心に住む喜び[アシナガハウス]
ガイド記事川畑 博哉職場に近い東京都心の中央区のオフィスビルとマンションに囲まれた敷地。そこに家族4人で暮らす家を建てたい。建て主のOさん夫妻は、2011年に現在の地にあった老朽化した木造住宅を購入。そして東京都市大学出身の建築家の仕事を紹介するイベント「建築100人展2011-銀座展」で基真由美さんのご自邸「ジョウシ...続きを読む
究極の狭小二世帯住宅[Big/Small House]
ガイド記事川畑 博哉最寄りのJR中央線の駅から歩いて10分ほど行った道路拡張が進む都道の一画に、典型的な家型のシルエットの黒い家が現れます。この地に愛着のある建て主は、以前の土地の3分に1になってもこの地に住み続けたいと願い、スタジオ宙に設計を依頼しました。希望を託されたスタジオ宙の郡さんと遠藤さんにとっても、かつてな...続きを読む