メジャーリーグ
日本人メジャーリーガー 最新コラム(9ページ目)
日本人メジャーリーガーに関する最新コラムを、スポーツ新聞記者として日本プロ野球担当10年、メジャー取材のため渡米13年の実績を持つ瀬戸口仁氏が熱く、鋭く執筆します。
記事一覧
ヒットで批判を封印。続くイチローの進化
ガイド記事瀬戸口 仁生涯忘れられない出来事を体験したイチロー9年連続200本安打で忘れえぬ1年となった2009年。イチローは進化し続ける10月4日(日本時間5日)、レンジャーズを4対3で破り、今年最後の試合が終わると、マリナーズの選手、首脳陣全員がグラウンドを一周し、スタンドにグッズを投げ込んだ。今季限りでの引退がささ...続きを読む
川上憲伸、生き残ってこそメジャー
ガイド記事瀬戸口 仁スクランブル登板で結果出す川上憲伸ドラゴンズを経てブレーブスに移籍した川上憲伸。怪我なく踏ん張っている唯一の日本人投手だといえよう男・川上を感じさせる出来事が2つ起こった。ブレーブス・川上憲伸投手(34)が8月31日(日本時間9月1日)、当初、休養予定だったマーリンズ戦にスクランブル登板。「本当に急...続きを読む
松井稼頭央、成功のきっかけは「日記」
ガイド記事瀬戸口 仁松井稼頭央、日米通算2000本安打まであと「10」続々と帰ってくる日本人メジャーリーガー。しかし、松井稼頭央はしがみつき、ひとり気を吐くアストロズ・松井稼頭央内野手(33)が8月2日(日本時間3日)のカージナルズ戦で、4回に中越え二塁打を放ち、日米通算2000本安打達成まであと「10」とした。8月の...続きを読む
浮上するマリナーズ・イチローの移籍話
ガイド記事瀬戸口 仁浮上するイチローのトレード話チーム成績低迷のなか、トレード話が浮上するイチロー。現実的に手放すという判断はなさそうだが……やっぱりというか、案の定出てきたのが、マリナーズ・イチロー外野手(34)のトレード話だ。6月25日(日本時間26日)更新のスポーツイラストレーテッド誌電子版は、「イチローはシアト...続きを読む
タンパベイ・レイズ、岩村明憲2年目の進化
ガイド記事瀬戸口 仁改名とともに浮上するタンパベイ・レイズ「弱小チームが改名によって浮上?」なわけがなく、そこには岩村の活躍が一つの要因となっている過去10年間で9度の最下位という弱小球団タンパベイ・デビルレイズが、今季からデビルを取って「レイズ」に改名すると、見違えるような変貌を遂げている。4月27日(日本時間28日...続きを読む
松井秀喜ほど周囲に気を遣う人間はいない
ガイド記事瀬戸口 仁リハビリ成功の最大要因は「結婚」右膝故障の影響が心配された松井秀だが、いい意味で期待を裏切り、一時は首位打者に躍り出たヤンキースの松井秀喜外野手(33)が頑張っている。「頑張っている」という表現は、自然体をモットーとする本人にとっては納得がいかないだろうが、今までとは違う自分を出しているのは間違いな...続きを読む
松井稼頭央を苦しめたNYの名物ブーイング
ガイド記事瀬戸口 仁好きであっても、気持ちよくプレーできるわけではないメジャーに鳴り物入りで入団しても活躍できず低調に終わる選手が確実にいる。その特性とはいったい……ニューヨークが好きか、嫌いか。それは、プレッシャーに強いか弱いかと密接に関わってくる。いくら実力がある選手でも、ニューヨークの水に合うか合わないかで活躍で...続きを読む
「野茂英雄」という男の価値
ガイド記事瀬戸口 仁3年ぶりにメジャー復帰を果たした野茂英雄メジャーに移籍して13年、その実力で新境地を切り開いていった野茂英雄。彼がアメリカでいまだ評価が高いのにはワケがある野茂はとてもつかみどころがない男である。コメントは基本的には登板後しか出さず(言わず)、その間は寡黙にただ野球に打ち込んでいるだけ。しかしながら...続きを読む