歌舞伎
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記事一覧
作家・近藤史恵さんにインタビュー 江戸時代にタイムスリップできる
ガイド記事五十川 晶子文章:五十川晶子(AllAbout「歌舞伎」旧ガイド)近藤さんの歌舞伎ミステリの作品は、一人の歌舞伎好きとしても、ミステリ好きとしてもとても楽しめる内容となっている。それも江戸歌舞伎ではなく、現代の役者達が活躍するという設定が面白い。一人の女方を主軸に据えており、それも梨園の御曹司ではなく養成所卒業...続きを読む
「肉体的な存在感もある玉手を」 市川亀治郎さんの玉手御前
ガイド記事五十川 晶子文章:五十川晶子(AllAbout「歌舞伎」旧ガイド)当サイトでもご紹介している市川亀治郎さんのホームページは、楽屋での衣装や化粧の支度などをムービーで見られるなど、歌舞伎ファンには非常にうれしい内容だ。その亀治郎さん、第一回亀治郎の会をこの8月京都で開催する。8月2日~6日京都造形芸術大学京都芸術...続きを読む
役者にスキャンダルはつきもの?
ガイド記事五十川 晶子フライデーの中村鴈治郎丈の記事と写真をごらんになった方も多いでしょう。事実はさておき、ちょっと刺激的、かつ、上方の歌舞伎役者ならではのちょっと艶っぽい話題でした。だからというわけでなはいですが、元々役者ってこういうスキャンダルがつきものではなかったっけ?と、自分が扇大臣だったらそりゃまあイヤな気分だ...続きを読む
「器用じゃない。でもそれも魅力」 新・松緑、感動の弁慶姿。
ガイド記事五十川 晶子松緑(しょうろく)という、この緑の季節にふさわしい大名跡の襲名披露興行が華々しく行われている。夜の部の「口上」では幹部役者が勢ぞろいし、2代目松緑や3代目(辰之助)との関わりを、しみじみとかつ可笑しく披露する。「三之助」の一人、尾上菊之助も初々しく口上を述べた。ここに新之助の顔がないことは残念だった...続きを読む
「口上(こうじょう)」という”演目” お客にとっても襲名は喜び 2
ガイド記事五十川 晶子口上にもいろいろある襲名披露興行につきものはなんといっても「口上(こうじょう)」。一つの演目として、チラシにも掲載される。襲名披露らしい演目の一つである。これはもともと「申し立て奉る」という意味の言葉といわれる。お客に、御贔屓に、新しい名前とその襲名への「意気込みを申し上げる」。口上には、襲名、追善...続きを読む
松江から魁春へ。辰之助から松緑へ。 歌舞伎役者はなぜ襲名するのか 1
ガイド記事五十川 晶子(歌舞伎座四月大歌舞伎の中村魁春襲名披露興行のチラシより)<襲名するということ>例えば歌舞伎だけでなく『ラ・マンチャの男』や三谷幸喜の舞台、ドラマやCMなどでおなじみの九代目松本幸四郎。その前名を市川染五郎といった。襲名は1981年10月である。このころから歌舞伎のほかにも新劇やテレビなど多彩な方面...続きを読む
仕込みから本番まで休みなし 狂言作者の仕事とは?
ガイド記事五十川 晶子文章:五十川晶子(AllAbout「歌舞伎」旧ガイド)もくじp1狂言作者の起こり・歴史p2<現代の狂言作者>物を書p3<現代の狂言作者>舞台を造るp4<現代の狂言作者>舞台を進行させる歌舞伎の狂言作者といえば、近松門左衛門、鶴屋南北、あるいは河竹黙阿弥という名が浮かぶ。これらの作者の演目は現代でもよ...続きを読む
助六がボロボロにされて……!? 『斬 歌舞伎』体験してきました
ガイド記事五十川 晶子『斬歌舞伎』(2/28発売予定6800円税抜)は、東海道巡業アクションと銘打ったアクションゲーム。プレイヤーは旅一座を率いて3人の役者(キャラクター)とともに江戸から京を目差す。東海道の各地で興行面での喧嘩が始まり、そこで勝って稼いだお金で旅を続ける。途中、相手の一座から欲しい役者をスカウトすること...続きを読む
病鉢巻の男女たち。
ガイド記事五十川 晶子風邪やインフルエンザが流行るこの季節。みなさん今年はいかがでしたか。そうこうしているうちに花粉の季節。風邪に花粉といえば、マスクがお約束です。これはもちろん現代の話。歌舞伎ではなぜか病人は病鉢巻(やまいはちまき)をします。紫色の縮緬の鉢巻を額に左に結び目を作ってしめて、だらりたらしたり、箱結びにした...続きを読む
稲垣吾郎君も泣いた。松王丸も泣いた。 男が泣くのはどんなとき?
ガイド記事五十川 晶子14日(月)の『SMAP×SMAP』(CX系)は稲垣吾郎君の復帰で高視聴率を稼ぎました。筆者もずっと観ていましたが、やっと現われたのがほとんど最後の10分間くらい。引っ張られました。は、いいとして。吾郎君の流した涙に注目が集まりましたが、現代ではもう“男泣き”は珍しくなくなった感があります。歌舞伎で...続きを読む