和菓子
羊羹・最中・甘納豆
「羊羹(ようかん)、最中(もなか)、甘納豆」はシンプルなだけに差が出るお菓子です。厳選された素材と技、感性が光る老舗の逸品ばかりを集めてご紹介しています。
記事一覧
銀座「空也」と2年後の「空いろ」
ガイド記事原 亜樹子銀座「空也」4代目と「空いろ」店主2006年から200本ほどの記事を執筆してきましたが、その中で今でも多くの方にご覧頂いているのが2年前に執筆した東京・銀座の老舗和菓子店「空也」とその新業態「空いろ」に関するもの。伝統的な製造・販売スタイルを守る「空也」を知る人にとっては意外だったであろう「空いろ」...続きを読む
「空也」の「空也もなか」はなぜ売り切れる?
ガイド記事原 亜樹子「空也」ほとんどが予約分で終わってしまう銀座「空也」の「空也もなか」。店の外に貼られる「本日分は売り切れました」のお詫びの紙は、6丁目並木通りの名物のよう。なぜ、「空也もなか」は連日売り切れるのでしょう?銀座「空也」「空也」1階は店舗。地下で最中の製造。6階が生菓子の工場で7階が餡場明治17年に上野...続きを読む
「wagashi asobi」待望の実店舗オープン!
ガイド記事原 亜樹子「wagashiasobi」国内外で和菓子のイベントを行ってきた和菓子職人ユニット「wagashiasobi(わがしあそび)」。東京・長原にこの4月、待望の実店舗をオープンしました!店舗「wagashiasobi」老舗和菓子店で職人として勤めながら、「wagashiasobi」の名で、様々な分野の人...続きを読む
「とらや」の「小形羊羹」に紅茶味が誕生!
ガイド記事原 亜樹子「とらや」の「小形羊羹」自宅用には、少し敷居が高い「とらや」の羊羹。でも、小さなサイズの「小形羊羹」であれば、気軽に手が出せます。新作の「紅茶」をはじめ、小形羊羹限定の味にも注目です!「とらや」の「羊羹」は4サイズ竹皮包羊羹「夜の梅」(化粧箱入1本2835円)(写真提供:とらや)1520年代に京都に...続きを読む
「種亀」最中種屋さんとは?
ガイド記事原 亜樹子最中「種屋」とは和菓子店で最中(もなか)の取材をすると、必ず話に上る「種屋さん」。実は最中種(最中の皮)は、ほとんどの場合、和菓子店ではなく専門の最中「種屋」が作ります。縁の下の力持ち、種屋さんについて知らない人は多いのでは。そこで今回は、東京・浅草の老舗種屋「種亀」を訪ねてきました。最近になり、一...続きを読む
「御菓子司 中里」の「揚最中」酒に合う稀有な味
ガイド記事原 亜樹子「御菓子司中里」の「揚最中」「最中は甘党のもの」。東京・駒込「御菓子司中里」の「揚最中」を知るまでそう思い込んでいました。甘いものより塩味のものが恋しいときに食べたくなる不思議な最中。油で揚げているのに、通常の最中よりもむしろさっぱりと感じられるのはなぜでしょう。「御菓子司中里」お菓子は3品のみ!「...続きを読む
「御菓子処 さゝま」の「松葉最中」1店舗主義の味!
ガイド記事原 亜樹子「御菓子処さゝま」の「松葉最中」私の好きなこし餡の最中に、東京・神保町「御菓子処さゝま」の「松葉最中」があります。個包装されていないので、箱を開くと香ばしい最中種(皮)と餡の香りがふわり。のびのびと呼吸をする最中は、生き生きとした存在感があります。一店舗主義で、百貨店などに商品を置くことも一切なし。...続きを読む
向島「青柳正家」藤色の餡に魅せられる
ガイド記事原 亜樹子「青柳正家」の「栗羊かん」と「菊最中」。年末年始の手土産に向島の「青柳正家(あおやぎせいけ)」と言えば、「栗羊かん」と「菊最中」。餡はよく晒されて透明感のある藤色をしています。上質な味わいと格式ある装いは、年末年始の手土産にもおすすめです。若き3代目「正家」と名付けたのは元公爵従二位勲二等一條実孝公...続きを読む
おひとり様仕立ての「ちょこっとsaomono」
ガイド記事原 亜樹子羊羹などの「棹菓子(棹物)」は、その長さゆえに手が出しにくい、という方も少なくないのでは。そんな声に応えて生まれたおひとり様仕立ての棹菓子「ちょこっとsaomono」。美しさ、かわいらしさにも注目です。(目次)P1「棹菓子(棹物)」と「ちょこっとsaomono」P26月の「ちょこっとsaomono」...続きを読む
限定の逸品「本丸御殿もなか」
ガイド記事原 亜樹子名古屋の老舗「両口屋是清」の新作の最中は、みそ餡とさくら餡が入る風雅な「本丸御殿もなか」。これが手に入るのは、名古屋の一部の売り場のみ。さらに今年1年限りの販売予定とのことなので、お見逃しなく。※東急百貨店東横店「名古屋でらうま市」(2010年5月13日~19日)でも販売予定!詳細は2ページ目の<催...続きを読む