名古屋の老舗「両口屋是清」の新作の最中は、みそ餡とさくら餡が入る風雅な「本丸御殿もなか」。これが手に入るのは、名古屋の一部の売り場のみ。さらに今年1年限りの販売予定とのことなので、お見逃しなく。

※東急百貨店東横店「名古屋でらうま市」(2010年5月13日~19日)でも販売予定! 詳細は2ページ目の<催事販売情報>をご覧ください。

(目次)
P1 「本丸御殿もなか」
P2 「名古屋城本丸御殿積立基金」

「名古屋城本丸御殿」と最中

最中
「本丸御殿もなか」
名古屋の一部でのみ
限定販売される。
2010年は、名古屋開府400年に当たる年。名古屋の老舗「両口屋是清」の新作の最中「本丸御殿もなか」は、これを記念して作られたものです。

本丸御殿は、かつて名古屋城の天守閣の南側にあったもので、国宝にも指定されていましたが、1945年の空襲で焼失。現在「名古屋城本丸御殿復元プロジェクト」が進行中です。

「本丸御殿もなか」

最中
「本丸御殿もなか」
最中を包む薄紙の絵柄も
風情がある。
「本丸御殿もなか」には、みそ餡とさくら餡の2種類があり、みそ餡が入る香ばしい皮には本丸御殿が、さくら餡が入る桜色の皮には初代尾張藩主徳川義直の正室・春姫のお嫁入りの籠がくっきりと表れています。

最中
ありし日の本丸御殿の姿がくっきり。
香ばしい最中皮の中には
白味噌仕立てのみそ餡が入る。
まったりとした滑らかなみそ餡は、白餡に京都の老舗「石野味噌」の白味噌を合わせたもので、角のないまろやかな風味。こっくりとした白味噌の甘味が独特の深みを生んでいます。

春姫
春姫の名前からイメージした
桜色の最中には、
さくら餡が入る。
春姫をイメージした桜色の最中に入るさくら餡は、大島桜の葉と八重桜の葉を白餡に合わせたもの。口に含むと春の香りがふわりと広がります。

通常最中にはこってりとした甘さの餡が入ることが多く、重たくなりがちですが、みそ餡とさくら餡が入る「本丸御殿もなか」は、程好いコクはありながらも、ほのかな塩味が味を引締め、むしろあっさりとした印象です。

同店の広報担当の中嶋さんによれば、「小豆餡はないの?」という問い合わせもあるそうですが、私はむしろ、この最中の良さは、形もさることながら、中に入るみそ餡とさくら餡にあると感じたので、思わず「もったいない!」と呟いてしまいました。オーソドックスな小豆餡と香ばしい最中種(皮)の組み合わせこそが最良、という方もまずは一口お試しを。

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