糖尿病
糖尿病関連ニュース・最新情報(2ページ目)
糖尿病の新薬、最先端の人工膵臓技術、糖尿病に関する新たな研究発表など、糖尿病関連ニュース、最新情報はこちら。国内外で発表されている、糖尿病予防と管理に役立つ情報を集めました。
記事一覧
日本でも世界でも、HbA1cが大混乱に!?
ガイド記事河合 勝幸過去2~3ヵ月の平均血糖値を表わすヘモグロビンA1Cの測定法とその表記をめぐって世界中が混乱してます。国際的に決めたルールを米国が守らず、日本糖尿病学会はその米国に追従しそうです。わかりやすく解説しましょう。国によってバラバラだったヘモグロビンA1C(HbA1c)の測定法赤血球の酸素を運ぶタンパク質...続きを読む
炎症から糖尿病に? 抗炎症薬でA1Cが低下!
ガイド記事河合 勝幸2型糖尿病や心臓病、脳血管病のリスクは、年齢や家族歴、過体重や座りっきりの生活習慣などから、ある程度は予測できます。さらに早朝空腹時血糖値やヘモグロビンA1C、血圧や血清脂質を測定すれば、より確かになります。いま、科学者たちはそういう状況証拠ではなく、直接からだの中で進行していることを示す物的証拠を...続きを読む
糖尿病は慢性炎症!その炎症を鎮める理想食は?
ガイド記事河合 勝幸慢性炎症が多くの疾病の病因と考えられるようになりました。2型糖尿病もその代表的なものです。炎症がきっかけになった疾患は、一般的に炎症が消えることはなく、慢性化していきます。私たちは、燃えそうで燃え上がらない「くすぶり続ける」慢性炎症をコントロールすることはできません。たぶん、これは「氷河時代を生き延...続きを読む
抗酸化サプリメントと糖尿病の深まる疑問…
ガイド記事河合 勝幸ルコラはアブラナ科のサラダ菜。こんなに大きくなります抗酸化物質をたくさん含む食品を取ると2型糖尿病を予防するようだという研究結果がフィンランドで発表されたことがあります(2003)。では、これらをサプリでたっぷり摂取したらどうでしょうか?意外や意外、逆に病気が増悪するリスクが高まるようなのです。その...続きを読む
高血糖による糖化、老化を防ぐ科学(1)
ガイド記事河合 勝幸2011年5月18日に、NHKの人気番組「ためしてガッテン」でアンチエイジングのキーワードとして老化物質AGEが採り上げられていました。AGEはいろいろな物質が発見されていますので、当サイトではAGEsと複数形で表記することにします。AGEsとは文字通りに訳せば後期糖化最終産物となりますが、NHKで...続きを読む
インスリン「ランタス」に発がん性の疑い?
ガイド記事河合 勝幸インスリン「ランタス」に発がん性の疑い?インスリン・ランタスに発がん性の疑い?詳しく解説しますまだ確定的なことではありませんが、インスリン・アナログの「ランタス」(一般名グラルギン)がある条件の下でがんの進行を促進する可能性があるという発表がありました。なにしろ世界中で年間34億米ドル(3,200億...続きを読む
ヘモグロビンA1Cから"AG"に変わる?
ガイド記事河合 勝幸A1CからAG(平均血糖値)に変わるかも知れません。血糖測定器のアベレージ(A)が有効です。血糖コントロールの指標としてのヘモグロビンA1C(HbA1c)が新しい名前と単位になるかも知れません。数年前から世界の糖尿病団体が協議してきましたが、前向きな報告が続いています。自分で微量の採血をして血糖値を...続きを読む
死亡率50%…高齢者の低体温症にご用心
ガイド記事河合 勝幸高齢の糖尿病者には危険がいっぱいです。その一つが、35℃以下にまで体温が降下してしまう低体温症。体温が下がることで、心臓発作、腎機能障害、肝臓障害など死の危険が起こります。詳しく説明しましょう。自覚なく体温が下がり続けるとどうなる?体温が35℃ない?!低体温は無視できません雪山での遭難や、氷の張った...続きを読む
グルコウォッチいよいよ発売
ガイド記事河合 勝幸無採血で連続12時間の血糖値を測定できるグルコウォッチ・バイオグラファー(シグナス社)が4月中旬よりアメリカで発売になりました。一年前にアメリカ食品医薬品局(FDA)から認可が下りた時は大いに話題になりましたが、市場に出るタイミングが遅れたせいか今回の発売は全く目立ちませんでした。グルコウォッチ・バ...続きを読む
名医の本、『腸内リセット』で便秘は必ず治る 不快な『便秘』と糖尿病
ガイド記事河合 勝幸『ダイエットのしすぎで便秘になった』、『便秘薬を飲まないと便が出ない』……特に女性に多い悩みですね。便秘と下痢は糖尿病の症状のひとつでもあるので油断は禁物です。糖尿病の合併症に『糖尿病性神経障害』があることはよく知られています。これは脳などの中枢神経ではない、手足等の末梢神経の障害ですが、胃腸や排便...続きを読む