骨・筋肉・関節の病気
その他の骨・筋肉・関節の病気
ランナー膝、線維筋痛など、その他の骨・筋肉・関節に関連する病気の症状、原因、検査法、予防法、治療法をわかりやすくまとめました。
記事一覧
大腿骨頭壊死症の症状・診断・治療
ガイド記事井上 義治大腿骨頭壊死症とは股関節部にある大腿骨頭が壊死する病態で、原因がはっきりしている2次性大腿骨頭壊死症と原因のはっきりしない特発性大腿骨頭壊死症に分かれます。大腿骨の股関節にある部分が大腿骨頭です。大腿骨頭への血行は、骨盤からは全くありません。非常に狭い大腿骨頚部を通して大きな大腿骨頭が栄養されるため...続きを読む
顔面神経麻痺の症状・原因・治療・リハビリ
ガイド記事井上 義治顔面神経麻痺とは・実際の症例画像「顔面神経麻痺(がんめんしんけいまひ)」とは難しい病名ですが、顔面神経に麻痺が生じる病態です。様々な病気、外傷、原因不明などで発生するので鑑別が難しい場合があります。受診する科も、脳外科、耳鼻科、形成外科などいろいろな分野の診断、治療が必要となります。顔面神経麻痺。眉...続きを読む
断指…指を切断してしまったときの応急処置・手術・リハビリ
ガイド記事井上 義治切断指とは切断指(せつだんし)とは、なじみのない病名だと思いますが、外傷が原因で指が完全にもしくは部分的に切断された状態をいいます。完全に切断された場合を完全切断、完全でない場合を不全切断と呼びます。不全切断では、皮膚、腱、靭帯、動脈、静脈、神経、骨、関節などの組織が複数損傷をうけています。完全切断...続きを読む
外傷性肩関節脱臼の症状・原因・治療
ガイド記事井上 義治外傷性肩関節脱臼とは「外傷性肩関節脱臼(がいしょうせいかたかんせつだっきゅう)」とは難しい病名ですが、外傷が原因で肩関節の脱臼(だっきゅう)が発生する病態です。脱臼した左肩が変形します。反対の手で脱臼した腕を支えます。外傷性肩関節脱臼の症状脱臼した患者さんは、脱臼したほうの手や腕を反対の手で支えて受...続きを読む
漏斗胸の診断・治療
ガイド記事井上 義治漏斗胸とは漏斗胸生まれつきもしくは思春期までに発病する胸郭の変形で、中央部の胸骨が陥凹している病気です。漏斗胸の頻度・性差程度の軽い人を含めれば、出産1000人に1人の割合で出現すると推定されています。3:1で男性に多い疾患です。漏斗胸の原因漏斗胸の人の家族に30%程度の漏斗胸の発生が報告されていま...続きを読む
橈骨神経麻痺の症状・原因・治療・リハビリ
ガイド記事井上 義治橈骨神経麻痺とは「橈骨神経麻痺(とうこつしんけいまひ)」とは難しい病名ですが、上肢にある橈骨神経に麻痺が生じる病態です。橈骨神経麻痺による運動障害で下垂手という症状が出現します。橈骨神経とは腕神経叢から発生し上腕、前腕を枝を出しながら手に到達する神経です。橈骨神経の走行経路、前腕では手背側に位置しま...続きを読む
尺骨管症候群の症状・原因・治療・リハビリ
ガイド記事井上 義治尺骨管症候群とは「尺骨管症候群(しゃくこつかんしょうこうぐん)」とは難しい病名ですが、手関節の内側にある「尺骨管」の中で尺骨神経が圧迫されてしまい、痛み、しびれが生じる病気です。通常中年期の成人にみられる病気です。尺骨管症候群では、小指、環指の痛み、しびれが生じます。尺骨管とは手関節部で豆状骨と有鉤...続きを読む
肘部管症候群の症状・原因・治療・手術・リハビリ
ガイド記事井上 義治肘部管症候群とは……中年期の成人にみられ、男性に多い病気肘部管症候群は、中年期の男性に多い病気「肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)」とは難しい病名ですが、肘関節の内側にある「肘部管」の中で尺骨神経が圧迫されてしまい、麻痺が生じる病態です。通常中年期の成人にみられ、男性に多い病気です。以下の記...続きを読む
骨肉腫の症状・診断・治療・予後
ガイド記事井上 義治骨肉腫とは骨組織に原発する悪性腫瘍で、直接類骨(骨組織の構成要素で基質と繊維からなるもの)、あるいは骨(骨組織の構成要素でリン酸カルシウムで作られているもの)を産生する悪性腫瘍です。骨原発性悪性腫瘍のなかでは最も頻度が高い腫瘍です。骨肉腫の頻度、年齢、性差人口100万人あたり、1年間に3人の頻度で発...続きを読む
骨髄異形成症候群の症状・診断・予後・治療
ガイド記事井上 義治骨髄異形成症候群とは造血機能に異常をきたす内科疾患で、骨髄で造血機能が無効な機能の細胞産生を引き起こす疾患群のこと。骨髄異形成症候群の患者は貧血を合併し頻回な輸血が必要となり、骨髄は機能不全となります。3人に1人の割合で急性骨髄性白血病に進行します。骨髄異形成症候群の頻度・性差・年齢高齢者に多い病気...続きを読む