住宅設計・間取り
マンガ・ドラマ・映画に学ぶ間取り
間取りのヒントはマンガやドラマにあった!サザエさん、ドラえもんや寅さんなど誰もが知っている話から、住みやすい間取りについて考えます。
記事一覧
『サザエさん』 磯野家に学ぶ“現代間取り術”
ガイド記事佐川 旭サザエさん(磯野家)の間取りから学ぶ家を建てる時に一番大事なものは?という質問に一番多い答えが「団欒」です。広いリビング、ダイニングそしてオープンキッチンと団欒の舞台は揃ったのに、肝心な家族はバラバラで団欒がとれないと嘆く人も随分と多いのではないでしょうか。テレビでおなじみの「サザエさん」(磯野家)...続きを読む
ドラえもん・野比家に学ぶ“現代間取り術”
ガイド記事佐川 旭まずはじめに。間取りの鉄則:住まいの重心を明確にするプランニングにおいて住みやすい間取りをつくるには、次の2点を押えることから始めましょう。1.家族の気配が感じられること2.団らんの場を核として他の部屋を考えること理想の間取りってあるの?Q.自分達家族にとって理想の間取りってあるのでしょうか?→A....続きを読む
男はつらいよから学ぶコミュニケーション術
ガイド記事佐川 旭あいまいな空間の大切さ寅さんの映画が最初に公開されたのは1969年。かつて日本のどこにでもあった家族の連帯感や絆を思い起こさせてくれる映画です。寅さんの実家である草だんご屋のとらやは、いつ帰ってくるかわからない風来坊に対して、玄関や縁側がやさしく迎えてくれるつくりになっています。外から内に入った時の...続きを読む
夏目漱石「吾輩は猫である」にみる間取り学
ガイド記事佐川 旭どんな間取り?近代日本を代表するこの小説の間取りをのぞいてみると、南側に縁側、そして和室が南側、北側と並び、まるで原稿用紙のます目のようです。そして襖を取れば大広間になる純和風住宅です。【珍野苦沙弥邸】この家の住人:珍野苦沙弥夫婦/吾輩(猫)/下女とん子(長女)/すん子(次女)/めん子(三女)言葉と...続きを読む
マンガ「スラムダンク」に見る間取り術
ガイド記事佐川 旭玄関をドラマチックにゴリこと赤木が住むこの家は、玄関に入ってすぐ正面前方に階段とトイレの扉が見えます。玄関は扉を開けた瞬間、その家の雰囲気がわかるものです。目の前に収納扉や壁などがくると、家全体が窮屈な印象になりがちです。参考/影山明仁著「名作マンガの間取り」(ソフトバンククリエイティブ)視覚的に家...続きを読む
間取りのヒントはテレビドラマから
ガイド記事佐川 旭テレビドラマは時代を映す鏡であり、現代家族史の「挿絵」といえます。ここで過去のドラマと家族模様を見てみましょう。1980年代以前1966年奥様は魔女舞台はアメリカの中流家庭。日本でも専業主婦化、核家族化が進んだ。●ボンカレー発売80円(1968年)1970年ありがとう母子家庭と隣近所との心温まる交流...続きを読む