テレビドラマは時代を映す鏡であり、現代家族史の「挿絵」といえます。
ここで過去のドラマと家族模様を見てみましょう。

1980年代以前

1966年奥様は魔女
舞台はアメリカの中流家庭。日本でも専業主婦化、核家族化が進んだ。●ボンカレー発売80円(1968年)
1970年ありがとう
母子家庭と隣近所との心温まる交流。婦警や看護婦など娘の演じる職業が人気になる。●ちゃぶ台よりテーブルでの食事が上回る(1971年)
1976年となりの芝生
念願のマイホームに姑が転がり込む。リアルに描写した嫁姑のやりとりが反響を呼んだ。●宅急便が始まる。(1976年)
1977年岸辺のアルバム
妻の浮気、娘の中絶など、郊外中流家庭の崩壊を正面から取り上げ、話題になった。

1951年にnLDKの基本プランが完成しました。この考え方は今でも3LDK、4LDKなどと呼ばれ使われています。そして1980年代以降は間取りへの関心が高くなりました。その背景には家族問題の複雑化があります。

1980年代

1981年北の国から
東京から移り住んだ北海道で父子3人が懸命に生きる姿を描いた。●住宅都市整備公団発足(1981年)
1983年積木くずし
娘の非行、家庭内暴力に悩む夫婦の苦悩●パソコン100万台突破
1984年くれない族の反乱
専業主婦に飽き足らず、社会進出を図る「くれない症候群」の自立と不倫●国民の8割以上が中流意識(1985年世論調査)


1990年代

1990年渡る世間は鬼ばかり
中年夫婦と5人の娘たちの日常生活は、遺産相続や嫁姑問題など波乱ばかり●アトピー性皮膚炎患者が10年前の2倍に
1991年天までとどけ
13人の子を持つ大家族ドラマ。この後、同様のドキュメンタリー番組が続く。●東京23区で粗大ゴミ収集有料化(1991年)
1994年スウィート・ホーム
息子の“お受験”(小学校受験)に振り回される若い夫婦をコミカルに描いた。
1999年週末婚
マンネリ化を防ぐため、週末のみ同棲する職場結婚カップルの試み●育児・介護休業法施工(1999年)


さて今年2006年はどうでしょうか?
「サスペンス」ドラマが人気のようです。

2006年冬のドラマより
2005年ドラマセレクション・ベスト5より
サザエさん・磯野家の間取りとリフォーム案間取り比較

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