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自動車事故、火災の損害額は?

身の回りにはさまざまなリスクが存在しています。中でも大きな損害額になりそうなのが自動車事故と火災です。

執筆者:All About 編集部

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身の回りにはさまざまなリスクが存在しています。中でも大きな損害額になりそうなのが自動車事故と火災です。

(1)自動車事故


自動車事故では、「車と人」「車と車」「車と物」の事故が考えられます。
平成17年中の交通事故の発生件数(人身事故)は93万3828件で、これによる死者数は6871人、負傷者数は115万6633人でした(平成18年交通安全白書)。

死亡事故においては、任意の自動車保険から支払われた死亡事故賠償額の平均が3688万円で、前年より69万円増えています。
日本損害保険協会の「自動車保険データにみる交通事故の実態03年4月~04年3月」によると、自動車事故でケガをした人の平均治療期間は74.6日、平均治療関係費は24.4万円となっています。

物損事故は20代の運転者による事故が突出しており、1件当たりの平均物的損失額では、「横転・転落」が約45万円と最も大きく、次いで「正面衝突」が約35万円、「構築物衝突」が約27万円となっています。

(2)火災


「平成16年消防白書」によると、建物火災1件あたりの損害額は380万円、建物焼損面積は47.2平米となっています。平成16年中の出火件数は6万0387件(前年比7.2%増)で、最も多い出火原因はたばこやコンロなどの失火63.5%、次いで放火23.2%、原因不明11.4%となっています。

(3)賠償事故


自転車に乗っていているときやスポーツ中に他人にケガをさせた、子どもがお店の商品を壊した、飼い犬が通行人に噛み付いた、といったときには被害者へ治療費を支払ったり、破損品の弁償代をしたり、といった費用がかかります。

【上野 やすみ】

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