だがよくよく見てみるとちょっと怖そうなクルマだ・・・。相手がクルマから降りてきた。
(相手が誰だろうとこっちはぶつけられたんだから・・・)Mさんは自分に言い聞かせクルマを降りた。
すると相手はこともあろうに
「バカヤロー!何でこんなところに止まってるんだ!こんなところに止まっているオマエが悪い!ふざけんな!」
「・・・・・・・・・・・・・。」Mさんは唖然とした。こっちは信号待ちで停車していただけなのに・・・。
相手はそれだけ言うとそのままクルマに乗り込んだ。Mさんはどうしていいか分からない。
慌ててポケットに入っていたボールペンを取り出して相手のクルマのナンバーを控えた。
警察に連絡したところとりあえずクルマの所有者は分かった。ただ相手が相手なので保険会社に相談してみたところ、保険会社としては動くのが難しいとのこと。
つまりMさんが停車しているところに相手が追突してきた。またMさん自身も自分は悪くないと主張している(Mさんは自分の過失は0%と主張)。
保険会社としては Mさんに過失がなければ動けないと言うのだ。またMさんの加入している自動車保険には車両保険がついていないので、車両保険での支払いもできない。また相手にも何度か連絡を入れたが話に応じてこない。
修理代は概算で4万円程度とのことだったが、金額はともかく自分が悪くないのにMさんは納得がいかない。
保険会社に相手から4万円取ってきてくれと頼んだところそれはできませんと言う回答で
Mさんは困ってしまった。
結局修理に出してみたところ、事情を聞いた修理工場が気をきかせてくれて修理代をかなり安く押さえてくれたので、色々考えた結果Mさんは自腹で修理代を支払ってこれで終わりにすることにした。
今回の事例は、自分の過失が0%と主張するときの処理についてです。
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