親の車を運転して事故に。自動車保険で補償される?

家族なら「運転者家族限定特約」に対象になる……とは限らない

親の車を運転していて事故を起こした、あるいは事故に遭ったら……

【事例】
Tさん(会社員・41歳)は久しぶりに家族を連れて実家に帰った。両親も孫の顔をみてうれしそうだ。急に買い物に行く用事ができたが、車でないと行くことができない。

免許を持っているのは父親とTさんだけだが、父親は最近体調があまり良くないらしい。「じゃあ俺が行ってくるよ」と、Tさんは父親の車を運転して出かけた。

郵便局の角を曲がった瞬間、目の前に対向車が見えた……「あっ!」出合い頭の衝突事故だった。

保険会社に連絡すると事故の詳細を聞かれた。運転者が自分であることを告げると、なんと保険の対象にならないとのことだった。どうやらTさんは、父親の自動車保険の「運転者家族限定特約」の対象にならないらしい。

びっくりして父親に確認すると、車にそんなに乗らなくなったので、自動車保険の契約に数年前か運転者家族限定特約をつけていたとのこと。しかし、Tさんも家族だから問題ないと思っていたようだ。

Tさんは相手と自車の修理代金について、自分の過失分を自腹で支払うことになった。