自動車保険/自動車保険関連情報

全労済のマイカー共済

この10月から新たに変わった全労済のマイカー共済。自動車保険との制度の違いも含めて考えてみましょう。

平野 敦之

執筆者:平野 敦之

損害保険ガイド

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全労済のマイカー共済の特徴は?
自動車保険の比較をするときに忘れてはいけない「共済」。具体的に今回はこの10月に改定になった全労済のマイカー共済を取り上げたいと思います。

まずは前回の共済と保険は何が違うのか?をご覧ください。


割引制度について

一つ注目したいのは割引の制度についてです。損害保険会社のノンフリート等級は1等級から20等級(60%割引)まであります。詳細は自動車保険の等級について2で確認してください。

それに対して全労済のマイカー共済は、22等級(64%割引)まであります。

一般的に損害保険会社のノンフリート等級制度では、事故が1回あって自動車保険を使った場合には原則3等級加算(3等級ダウン)して、事故がなく自動車保険を使わなければ1等級減じます。

(ノーカウント事故や等級据え置き事故などの例外はあります)

全労済の場合には17等級以上の場合ですが、原則事故があってマイカー共済を使った場合に2等級ダウンということになっています。

もっとも割増率も違っており、もっとも割増の高い1等級の場合には120%割増となっています。


補償内容

基本的な補償である対人・対物賠償、搭乗者傷害、車両損害や最近主流になっている人身傷害補償なども付帯することができます。

年齢条件も上が35歳以上補償が新設されていますし、特約関係も新車特約や弁護士費用なども付帯できるようになっています。

また全国に提携の修理工場を持ち、損害保険会社でも普通になってきたロードサービス(レッカーサービス・バッテリー上がり等)の関係も24時間対応しており遜色ない内容になってきています。

こうした点から補償という部分で心配することはあまりないと思います。


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