JA共済の自動車共済の特徴は? |
JA共済は農林協同組合法という法律に基づいて、農林水産省を監督官庁としている共済です。
まずは共済と保険は何が違うのか?で共済の特徴を確認してください。
割引制度について
損害保険会社のノンフリート等級の割引制度と同様に最高20等級(62%割引)まであります。ノンフリート等級制度については自動車保険の等級について2をご覧になってください。全労済のマイカー共済も同様ですが、JA共済の自動車共済も損害保険会社の自動車保険から乗り換えをする場合でも無事故による割引は引き継ぐことができます。
この引き継ぎができることを知らないために共済を検討しない人もいると思いますが、全労済・JA共済については問題ありません。共済と言っても色々ありますから、もちろん引き継ぎのできない共済もありますのでこの点はご注意ください。
補償内容
基本的な補償である対人・対物賠償、搭乗者傷害、車両損害はもちろん補償を充実させた一般自動車共済の「大安心パック」「超安心パック」なら人身傷害補償なども付帯することが可能になっています。年齢条件も35歳未満付担保がありますし、最近損保会社でも引き受け状況の厳しくなってきている等級据置特約(損保では等級プロテクト特約などとも言う)もあります。
この特約がついていると共済期間中、1回目の事故に限って「等級据え置き事故」として取り扱いますので、翌年の共済の継続時に無事故割引等級がダウンしませんから損害額が少額な場合でも共済を利用するかどうか迷うことが少なくなります。
またレッカーサービスや現場急行サービスも対応しており、提携しているJA共済自動車指定工場も全国約1900カ所になっています。
ちなみに正組合員あるいはその同居の親族がご契約される農業用途の自家用軽四輪貨物車・自家用小型貨物車・自家用普通貨物車(2t以下)などに対しては掛金が約7%引きになっていますが、これはJAならではといったところです。