自動車保険/自動車保険関連情報

イギリスの交通事情~前編~

自動車保険ガイド記事の番外編、イギリスの交通事情についてお話します。

執筆者:松本 進午

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実は私、先月イギリスに行ってきました。(関係者の皆様、ご迷惑をお掛けしました)
せっかくなので、今回は自動車保険ガイド記事の番外編として、イギリスの交通事情についてお話をします。(前回の記事はコチラ

イギリスの交通事情

画像の代替テキスト
イギリスは日本と同じ左側通行です。
イギリスは日本と同じ左側通行、そして車も右ハンドルということで、基本的に日本人が運転するにあたって敷居の低い国のひとつだと思います。ヒースロー空港からビクトリア・ステーションのホテルに向かう送迎バスに揺られながら、「国際免許証を用意しておけばよかったかな・・・」などと思ったりもしました。しかし、バスが高速道路を降りてロンドン市街に近づくにつれ、そのような考えは間違いであったことに気付かされます。

信号機のないロータリー

まずイギリスには信号の無いロータリー式の「ラウンドアバウト」と呼ばれる交差点が多く、どう見ても道を知らなければ流れに乗れそうにありません。(道を知っていたとしてもあまり自信はありません。とてもコワイです・・・)更に驚いたのがバスの運転手さんのレーサー顔負けのドライビング・テクニックで、道路を横断する歩行者を見ても、全く減速する気配がないんです!(むしろ加速してみたりします)まわりを見渡すと、どうやらこの運転手さんは特別な存在では無いようです・・・

歩行者はみんなチャレンジャー!

後にロンドン在住の知人に聞いたところによると、運転者に非常に重い注意義務が課されている日本の法律と比べると、イギリスでは歩行者は必ずしも「絶対的な交通弱者」では無いようです。たとえ歩行者であっても、赤信号を無視したり、横断歩道の無い幹線道路を横断したりして事故にあえば、相応の過失責任を負わされるとのことでした。(ここらへんが文化の違いというのか、まさに「自己責任社会」の一端を垣間見ることができました。)にもかかわらず、道行く人は老若男女を問わず「果敢に」赤信号での横断を試みるチャレンジャーばかりですので、道路を歩いて渡るときにはくれぐれもボーっと付いていかないように気を付けたいものです。
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