イギリスの交通事情～後編～(2ページ目)

飛び乗り・飛び降りＯＫ？

二階に上ったら最前列を目指してしまうのが人情というものです・・・

残念ながら旧式のバス（車掌さんがいて後ろから乗り降りするバス。ノロノロと流しているので飛び乗ったり、飛び降りたりできる。ただし自己責任で！）には乗ることができませんでした。帰国してからこのバスが廃止になることを知り、ちょっとショックを受けました・・・。ところで余談ですが、近年二階建てバス自体が徐々に連結式バス（電車のように二台つながっているもの）に切り替えられているそうです。

目指せ！二階の最前列！！

いよいよお目当てのバスがきたので手を挙げて（正確には横に出す！）乗り込みます。先に述べたカードを運転手さんに見せながら前から乗り込み、ダッシュで二階に向かいます。「やった?！一番前の席が空いてる！」いいオヤジがそそくさと一番前に陣取って、キョロキョロしている姿は反省すべきものがありますが、やはり冷静ではいられませんでした。

童心に戻って二階建てバス最前列からの眺めを楽しんでいると、バスは容赦なく細い路地に入っていきます。（しかもこれまた結構トバします！）運転手さんのテクニックに感心しつつも、そろそろ降りることが心配になってきました。そうです。今どこを走っているのかはもちろんのこと、降りるべきバス停の場所すらイマイチ定かではないのです。かくして目的地のはるか手前で二階席からの眺望を諦めることとなりました。（トホホ・・・）