楽しい海外旅行にも危険がいっぱいあります。 |
その反面海外でも自然災害があったり、テロが起こったりして日本の常識を基準に考えると“危ない地域”は世界中にたくさんあります。
言葉が通じなかったり、習慣の違い・治安の良し悪しや医療費の問題など楽しい旅行の裏に気をつけなければならないことも多くあります。
そんなもしものトラブルのときに役に立つ「海外旅行保険」について検証し、どのような補償が必要でどういうところで加入するのがおトクなのかを考えてみましょう。
海外旅行保険に必要な補償
海外旅行保険にはどのような補償をつければいいのでしょうか?主なものは下記の通りです。- 死亡・後遺障害
- 傷害・疾病治療費用
- 携行品損害
- 賠償責任
- 救援者費用 など
しかし医療保険で1日当り入院10,000円の保障があっても海外旅行では医療費が高額のため足りないことが多いですし、事故があってへこんでいるところに言葉も通じないとなるととても苦労します。語学の弱い人はなおさらです。
一般的に海外旅行保険は日本語対応してくれますし、提携の病院などであればキャッシュレスで治療等と受けることができるのでとても助かります。
海外旅行保険の加入先
実際に海外旅行保険に加入することにした場合、契約するルートはいくつかあります。代表的なものを挙げてみます。■空港のカウンター・自販機
海外旅行保険に加入するのをすっかり忘れて空港で気がついたような場合に助かります。
いざというときにはこうしたものを利用すればいいでしょうが、出発前は何かと慌しいですし補償の内容をきちんと検討する時間も少ないと思います。
できれば出発当日ではなく事前に加入しておくことをオススメします。
■インターネット
海外旅行保険もネットで契約できるようになっていますので助かりますね。なお保険証券を忘れないようにしましょう。現地で何かあった場合に必要です。
通常郵送されてくるはずですが出発まで日がないときは控えをオンライン印刷して代用するなどできるはずですので忘れずに。
また海外旅行保険に限りませんが、ネットの場合には保険の内容を自分で勉強して理解しておく必要があります。説明を受けないぶん自分で内容を把握して必要な保障をつけておきましょう。
■保険代理店
いわゆるプロ代理店といわれるところや旅行会社などがこれにあたります。きちんと説明を受けて何かあったら相談にのってくれるところが良いという人向けです。
その一方で対面で保険の契約をするのは煩わしいという人には不向きと言えます。
■クレジットカード
クレジットカードに海外旅行保険がついているものが増えてきました。改めて海外旅行保険に加入する必要がありませんので便利です。これを利用される人が多いのではないでしょうか。
但しカードによって補償内容が異なりますので補償が充分かどうか確認しておく必要があります。同じカード会社のものでもカードのグレードによって補償内容が異なることがあるので気をつけてください。
またカード付帯の海外旅行保険は
- 旅行代金をカードで支払ったときだけ
- 入会後一定の期間を経ないと保険の対象とならない