ゴルファー保険の特徴を事例でチェック
長年ゴルフをしていてもなかなか経験することのない、ホールインワンやアルバトロス。実際に達成したとき、ゴルフ保険(ゴルファー保険)の支払いはどのようになるのでしょうか?事例を交えて見ていきましょう。事例:友人とゴルフに来てホールインワンを達成したAさん
ホールインワンなんてあるはずない、と思っていると……?
キャディをつけるかどうかの話がでたが、少ない小遣いでやりくりしているAさんは、キャディはつけないでやろうと提案した。キャディがいたほうがいいのは分かるが、皆それなりのスコアで回れるし、今日は連休明けの平日。ゴルフ場はガラガラで、他のプレイヤーに気をつかうこともないだろう。
前半も残り3ホール。思ったよりゴルフ場は空いていて、前にも後ろにも他の組は見えない。ショートホールでAさんがアドレスを取った。きれいに振り抜いた会心の当たり。
「ナイスショット!」「どうも!」
「あれ?」「あれあれ?」
……コトン。
「お~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!」
「入った~~~~~~~~~!」
ホールインワンをしても、保険金が支払われない!?
「ゴルファー保険に入っているから安心!」とは限らない
友人B 「保険には入っているんだろ?」
Aさん 「入っているよ。100万円くらい入っていたような気がする」
友人B 「お~すごいな。それじゃ今日はAのおごりで飲みだな」
友人C 「じゃあ、俺に新しいドライバー買ってくれよ!」
ゴルフ場から証明書を出すと言われたが、初めてのことなので何をしていいのか分からない。念のため保険会社に連絡してみた。
損保会社 「おめでとうございます。必要な書類は当社より郵送いたします。それから証明書が必要になるのですが、一緒にプレイをされていた方、ゴルフ場の支配人、キャディの方の署名と捺印をお願いします」
Aさん 「キャディはつけずにセルフで回っていたのですが」
損保会社 「キャディはつけていなかったのですか……。他にゴルフ場を利用していて、プレイを目撃した方はいらっしゃらないでしょうか?」
Aさん 「同伴プレイヤーの他には誰もいませんでした」
損保会社 「ビデオなどで録画されてはおりませんか?」
Aさん 「わざわざビデオには撮っていませんね。ありませんよ」
損保会社 「そうしますと申し訳ありませんが、お支払いが難しいのですが……」
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