自動車保険に限らず満期の時刻は決められているのです |
また自動車保険でも事故の多い契約者には、引き受けに制限を設けるケースは普通にありますから継続前に事故があれば保険契約の引き受けに関係してくるわけです。もちろん既に継続した契約を取り消すことはないでしょうが、翌年度の引き受けに大きく関係することは確かです。
さてこの記事のタイトルにある「自動車保険、満期日の事故が紙一重」というのは何かというと実は満期ではなく保険の満期時間のことを指しているのです。
自動車保険の満期時間について
皆さん保険の満期の時間ってご存知でしょうか?「満期日」ではなく「満期の時間」つまり満期当日の何時に既存の契約が満期になるかということです。満期日に事故があって満期時間の前であれば自動車保険は3ランク下がった等級で継続する必要がありますし、満期時間を過ぎていれば翌年の継続時に3ランク下がったかたちになり、実際に掛け金に影響するのは1年後の満期日になります。
自動車保険の満期時間はいつ?
それでは満期の時間はいつのなのでしょうか?イメージは午前0時という感じはしませんか?満期日の23:59まで現在の契約で0:00を回ると同時に新契約に変わるというような。ところが実際に満期の時間は一般的に満期日の16:00となっています。これは保険契約の申込書にも書いてありますし、保険証券にも満期日の横にちゃんと記載されていますので確認してみてください。一般的に各保険でこの時刻は共通です(一部除く)。
また継続する契約なら必要ありませんが、新規契約であれば新規の契約申込書には保険の始期日だけでなく、時刻を記入する欄もちゃんとあるのです。