家の外にある家財でも火災保険の対象となる? |
例えば東京都新宿区新宿○丁目○番地○号所在の建物とか左記の住所収容の家財道具一式などです。つまり所在している住所を確定されるわけです。ですから引越しなどをして住所が変わった場合などは、忘れずに加入している損害保険会社に通知を行う必要があります。
そんなことが前提な火災保険なわけですが、一定の条件下で家財道具を外に持ち出している場合でも補償の対象となることがあります。火災などのようなメインの補償とは違うので見落としがちですが、家財と火災保険、特に外に持ちしている際のケースについて考えてみましょう。
対象となる火災保険の目的は家財
居住用の火災保険では保険の目的は「建物」と「家財」になります。賃貸物件に住んでいる人であれば家財のみに火災保険をつけるでしょうし、持ち家の場合でも建物だけあるいは建物と家財の両方に火災保険をつけるケースがあります。いずれにしても外に「家財」を持ち出しているケースのことですから、もともと火災保険の目的を建物だけにして契約している場合には対象になりませんのでまずはここを理解してください。あくまで家財が保険の目的になっていることが前提です。