火災保険の通知義務とは?
火災保険の通知義務とは? |
このとき契約を結んだときの条件が保険期間の途中で変わることがあります。例えば引越しなどがそうですね。保険目的の所在地や建物の用法や構造などが変わります。
こうした変更事項が生じた場合、保険会社にはそれが分かりませんから契約内容あるいは契約条件の変更などについて保険会社に通知する義務があるわけです。
火災保険の通知義務の内容
ここから火災保険の通知義務について、具体的な内容を取り上げてみましょう。- 保険目的の建物(あるいは保険目的を収容する建物)構造・用法の変更
- 保険目的の譲渡
- 保険目的の移転
もう少し分かりやすく言うと、家を売ったとか(所有者が変わった)、引越したとか、増築・改築などした場合には通知が必要ということです。
譲渡については売却はもちろん相続や贈与などで家を取得するケースもあるでしょうからこうした場合にも通知が必要になります。
損害保険ガイドから今日のポイント
火災保険でも告知義務や通知義務は重要。特に契約後については一般の人は忘れがちなので注意しましょう。前々回の火災保険の関連記事は、門や塀、車庫は火災保険で補償されている?です。