台湾第二の都市、高雄
高雄市内を流れる運河、愛河。写真提供:中華民国観光局/登福隆撮影 |
高雄の気候
高雄では6~8月まで最高気温32℃と最も高くなります。この暑さは、台北とさほど変わりません。帽子や日傘、汗ふきタオルが必要で、女性なら日焼け止めもあるといいでしょう。10月になっても30℃を超える日がありますから半袖が必要です。また夏の間は午後にスコールが降るため、日傘は晴雨兼用がおすすめです。高雄までのアクセス
高鉄の左営駅からはMRT(地下鉄)や台湾鉄道への乗り継ぎができて便利 |
■台湾高速鉄道(通称、高鐵)90分~2時間、 1,490台湾元(約4,500円)
始発駅の高鉄台北駅から終点の高鉄左営駅まで行き、そこから在来線か地下鉄で市街地に乗り継ぎができます。台湾高速鉄道の100番代の列車(新竹と台中に停車)なら所要時間1時間30分、全駅停車の400番代ならば約2時間です。高鉄左営駅から市街地へのアクセスは、台鉄新左営駅に乗り換えて高雄駅で下車、所要時間は約10分、15台湾元(約45円)。またはMRT左営駅に乗り換えます。料金は20~60台湾元(約60~180円)です。
■台湾鉄道(通称、台鐵)自強號(特急) 約4時間40分 、845台湾元(約2,535円)
台鉄台北駅から台鉄高雄駅まで特急で約4時間40分。かなり時間がかかるので、新幹線のほうがおすすめです。
■長距離バス 約5時間、500~715台湾元(約1,500~2,145円)
最も安く行ける手段なので、現地の人や学生に人気。所要時間は4時間半~5時間です。台湾の長距離バスは縦3列でゆったりしており、左右1列ずつという豪華バスや、一席ずつテレビが付いているバスもあります。中でも阿羅哈客運が、乗務員がいて車内で新聞や雑誌が読めたり、各座席のテレビでニュースが流れたり、各座席にコンセントプラグがあり携帯の充電に役立つなど快適でおすすめです。
■飛行機 約50分、1,200台湾元(約3,600円)
以前は高雄行きの飛行機が沢山ありましたが、新幹線の開通に伴い、台北?台南路線は華信航空が週4便就航しているのみ。国内線なので台北市内の松山空港を使います。飛行時間は50分ですが、チェックインの時間や荷物の引き取りなどを考えると1時間半は必要。空港から台鐵高雄駅までは、MRTか市内バスで。市内バスなら約20分で料金は12台湾元(約36円)、MRTなら約12分で料金は35台湾元(約105円)。タクシーなら200台湾元程度で市内まで行きます。
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