Windowsフリップ <Indexに戻る>
以前、『Windows XPデスクトップ改造計画8』でタスク切り替えウィンドウの内容がプレビューされる「Alt-Tab
Replacement」というユーティリティを紹介したことがあった。Windowsフリップは、これの高機能版と理解して頂ければ分かりやすいと思う。
Windows
Vistaで、[Alt]キーを押しながら[Tab]キーを押すと、開いているウィンドウのサムネイルが表示される。[Alt]キーを押したままで[Tab]キーを押したり離したりすると、その度にウィンドウが選択される。
また、[デスクトップ]のサムネイルを選択すると、すべてのウィンドウを簡単に最小化できる。
Windowsフリップ 3D <Indexに戻る>
Vista Aeroの極め付きは何と言ってもWindowsフリップ 3D
だろう。デスクトップに展開されているウィンドウをすべて三次元化し、名刺くるくるのように回転させてくれる。ビデオ再生中のウィンドウもそのまま表示できるのは驚きだ。
● キーボード操作
[Windows]キーを押しながら[Tab]キーを押すと、開いているウィンドウが三次元で整列される。そのまま押し続けるとウィンドウが回転するので、選択したいウィンドウが一番前に表示されたところでキーを離す。
● マウス操作
[クイック起動]ツールバーの[Windows
Switcher]をクリックすると、開いているウィンドウが三次元で整列される。マウスのホイールを回すとウィンドウが回転するので、選択したいウィンドウをクリックする。
・1GHzの32 ビットまたは64 ビットのCPU
・1Gバイトのシステムメモリ
・DirectX 9をサポートするディスプレイアダプタ
・128Mバイトのグラフィックメモリ
・DVD-ROM ドライブ など
たしかにAeroが要求するシステムのハードルは非常に高いが、一度Aeroの世界を経験すると、それだけの価値はあると納得できる。
また、Windows Vista にはAero の他に、検索機能の充実、セキュリティの強化、システムの堅牢性、バックアップ機能の拡充など優れた機能が満載されている。
キャッチコピー風にいえば「見た目だけでなく、実力も備えた大型新人。5年ぶりに登場!」というところだろうか。
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(酒井雄二郎)