ロンドンのエリアガイド(5ページ目)

シティとサウスバンク

ロンドンの金融街「シティ」と、テムズ川の対岸「サウスバンク」は、ロンドンの主要観光スポットが集まるもうひとつのエリアです。

テムズ側の北側「シティ」周辺は、セントポール大聖堂、ロンドン塔、タワーブリッジなど人気観光スポットが集まります。また、ここはロンドンの中でも最も歴史の古いエリアで、15，6世紀からの建物や迷路のように入り組んだ小路などが多く残っています。平日は金融マンが闊歩するビジネス街ですが、ひっそりとした週末に散策してみるのも一興です。

地元ロンドナーにも人気のミュージアム、テイトモダン　©visitlondonimages/ britainonview/ Pawel Libera

そしてテムズ川の南岸には、人気のミュージアム、テイトモダンがそびえます。シティ側からのアクセスは、歩行者専用のミレニアムブリッジを渡ると簡単です。テイトモダンのすぐ隣には、シェイクスピア時代の劇場を再現したグローブ座が。ここからロンドンブリッジ方面へ川沿いを歩くと、 かつての倉庫街をファッショナブルに再開発したバトラーズ・ワーフに出ます。テムズ川沿いのレストランは、タワーブリッジを眺める絶景スポットです。

ロンドン西部

週末の蚤の市、ポートベローマーケットが人気のノッティングヒルを中心としたロンドン西部は、小さいながらもこだわりの品を揃えたショップが集まる、おしゃれな雰囲気いっぱいのエリアです。

ポートベローマーケットといえば、アンティークのマーケットがあまりにも有名ですが、この他にもこだわりのセレクトショップや新進デザイナーのショップ、ヴィンテージ服専門店など、ファッション系の注目ショップも目白押し！ その一方で、食材や花、日用雑貨のストールもシッカリあって、生活に根付いた「市場」の側面も残しています。

ノッティングヒルの北側は、小洒落たお店が点在するウェストボーンパーク。地元住民の豊かな暮らしぶりを反映して、ハイセンスかつハイクオリティーのものが揃っています。ポートベローのにぎやかさとは一線を画した、落ち着きのあるエリアです。