ロンドンのエリアガイド(4ページ目)

ブルームズベリ（大英博物館周辺）

大英博物館を中心とした「ブルームズベリ」地区は、ロンドン大学の校舎や図書館などが集まる、アカデミックなエリアです。

初めてのロンドンなら大英博物館は必見！ 可能なら、2時間程度の余裕を持って見学したいところです。アカデミックなエリアだけに、この辺りの建物には、マルクスやダーウィンなど教科書で見覚えのある学者の名前のはいったブルー・プラーク（著名人ゆかりの建物につけられる青い丸形の標識）が沢山ついています。ちょっと上を見て歩きながら、ブルー・プラーク探しも楽しいかもしれません。

そして、このエリアには「美味しいモノ」もたくさん。美味しいと有名なフィッシュアンドチップスの店が二軒ある他、大英博物館の西側、グッジストリート駅周辺には、気の利いたレストランやバーが集まっています。

ケンジントン、チェルシー地区

ナイツブリッジ～ケンジントン宮殿、そしてスローンスクエア～キングスロード一帯の「ケンジントン、チェルシー」地区は、 ロンドン随一のリッチなエリアです。

ナイツブリッジ駅周辺には、高級デパートのハロッズを筆頭に、ファッションセレブ御用達のデパート、ハーヴィーニコルスや、高級ブランド店が並ぶスローンストリートが。そして、スローンスクエア駅から西へ伸びるキングスロード周辺にも、ロンドンマダム御用達のお店がズラリと揃います。

このエリアは、いわゆる「良家の子女」のテリトリーだけあって、ショップやレストラン、バーなどは彼らをターゲットにしたスノッブなお店が多いのも特徴。ウィリアム、ハリー両王子がプライベートで訪れるクラブやバーがあるのもこのエリアです。

またサウスケンジントン駅の北側には、ヴィクトリア＆アルバートミュージアム、科学博物館、自然史博物館の三大ミュージアムが並び、さらに北上すると音楽の殿堂、ロイヤルアルバートホールが。大英帝国華やかかりしヴィクトリア時代の文化的栄華を感じられる場所でもあります。