2 下呂温泉 (再訪) 噴泉池
1. 川原にある無料開放の露天風呂
2. 以前より硫黄臭は弱くなっていた
3. つるつるが強い
下呂温泉に来ると必ず立ち寄る温泉。一番最初に来た時は簡素な石組の露天風呂に黒いゴムホースで源泉が入れられ、仮設風な野趣に富んだものであった。しかし現在は立派にコンクリートで固められ、湯口も整備されている。
下呂大橋のすぐ下で開放的な露天風呂である。しかし下呂一番の湯が入れられており、数ある温泉宿や共同湯よりもこの湯が一番良いというのが温泉好き多くの人の評価である。私もこの湯が一番良いと思っている。
以前は現在よりもさらに新鮮で、硫黄臭が良く漂う良い源泉であった。現在は微量になってしまったが微たまご味と微硫黄臭が残っていた。しかしこの湯はつるつるが強く、集中管理源泉よりもとろみのある湯で感触がよかった。やや大きめな露天風呂で湯口近くは熱めになっているが離れれば適温のやや熱めである。下呂温泉のシンボルとして充分に良い湯を堪能できる。
下呂温泉 (再訪) 噴泉池
岐阜県下呂市幸田
電話. 0576-24-2222(下呂市観光商工部)
無料
24時間入浴可能
下呂温泉 噴泉池
3 乗政温泉 一乃湯
1. 小さな民家のような温泉
2. 源泉カランは自在で個性ある
3. 金気臭と硫黄臭
下呂温泉の一本東側の沢に沸く温泉。小さな民家のような温泉で、宿泊室があるのかと思うほどに小さな建築である。ロビーと浴室のほかはほとんど無い小さな宿である。18.9度の単純弱放射能泉で42.6キューリーである。木の浴槽と石の浴槽の2つがあるが、今回男湯は槙の木の浴槽であった。
鉱泉なので加熱である。透明、無味、無臭の循環であるが、源泉カラン自在なので源泉に触れることが出来る。CO2 42.4mgと Fe 1.4mg含有し硫黄分は記入されていないが微たまご味と微硫黄臭も仄かに感知できた。
源泉は透明、微炭酸味+金気渋味+微たまご味、微硫黄臭と観察した。建屋の裏側に源泉があり蛇口が付いている。こちらはさらに新鮮で以上の観察よりも少し個性が強かった。少ない炭酸と鉄が良く残っている源泉であった。
乗政温泉 一乃湯
岐阜県下呂市乗政2889
電話番号:0576-26-3456
日帰り入浴 500円
営業時間 13時~21時
定休日 水曜日
乗政温泉 一乃湯
次は秘湯、乗政湯屋温泉 「米野旅館」