ネイル・ネイルケア/ネイルの基礎知識

エッジとは? 爪のしくみ・構造を解説!

爪の構造をご存知ですか? 爪は健康を顕著に表す場所としても知られています。知っているようで知らない爪のお話をご紹介いたします。また、ネイルアートの手順解説でよく出てくるフリーエッジなどの専門用語もきちんと理解できるようにしておきましょう。

執筆者:丸山 美乃里

エッジとは? 爪のしくみ・構造

エッジとは? 爪のしくみ・構造

エッジとは? 爪のしくみ・構造

爪の構造をご存知ですか?知っているようで知らない爪のお話をご紹介いたします。また、ネイルアートの手順解説でよく出てくる専門用語もきちんと理解できるようにしておきましょう。
   

爪について知ろう

爪は皮膚が角質化したもので、主にタンパク質の一種「ケラチン」でできています。 皮膚から出ている部分を「爪甲(ネイルプレート)」、皮膚の下にある爪の根元を「爪根(ネイルルート)」といいます。 爪は10%~15%程度の水分を含んでおり、季節によって若干の変動があります。特に乾燥する冬場に爪が割れやすいのは爪に含まれる水分量と関係しているからと言われています。 爪は健康を顕著に表す場所としても知られています。
 

爪の構造名称

爪の構造名称
爪の構造と名称を覚えよう!
ネイルアートのレシピ等でよく使われる専門用語(爪の構造に関する名称)をご紹介します。
  • 爪先(フリーエッジ)
    爪床から離れて伸びている部分
  • 爪床(ネイルベッド)
    爪と皮膚がくっついている部分。薄いピンク色をしています。
  • 爪郭(ネイルウォール)
    爪甲の両側にある指の皮膚の部分
  • 爪母基(マトリックス)
    新しく生える爪を作る部分
  • イエローライン
    主にネイルアートの際に使われる名称。皮膚と爪が離れる部分の境界線を指す。
  • 爪半月(ルヌラ)
    爪の根元部分にある白っぽい部分。角質化される前の爪で、水分を多く含むため白っぽく見える。
  • 爪上皮(キューティクル)
    爪甲と皮膚の境目を覆うようにある角質の部分
 

爪はどのくらいの早さで伸びるの?

エッジとは? 爪のしくみ・構造

エッジとは? 爪のしくみ・構造

成人の爪の伸びるスピードは1ヶ月で約3~5mm前後で、新陳代謝が活発な子供の方が伸びるスピードが早いといわれています。また、乾燥する冬場より夏の時期の方が爪が伸びるスピードが早いとされています。爪全体が生え変わるには成人で約4ヶ月~6ヶ月で、これについても個人差があります。
 

爪はどこで作られる?

爪が作られる部分は爪母基(マトリックス)です。ここは爪の形成に大きく影響するため、この部分にダメージを与えると爪の成長に強く影響を及ぼします。何かのトラブルで爪母基の細胞が正常に働かないと爪が生えてこない場合もあるほどです。

また、爪の根元にある爪半月が白っぽく見えるのには理由があります。爪母基で作られた爪は非常に水分量があるため、生え始めの部分だけ半透明のような白っぽさが見えるのです。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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