温泉/関東の温泉

群馬県の丸沼や白根、東小川温泉と野湯(3ページ目)

群馬県北部は冬季間には雪によって閉鎖になる温泉がある。丸沼のほとりにある立派な宿環湖荘と白根温泉の湯量豊富な共同湯や地元専用共同湯、野湯などレアな温泉の紹介。

執筆者:郡司 勇


 5 東小川温泉  おおくら荘


1. ブロック造のジモ専のような外観の浴室
2. 非加熱源泉オーバーフロー循環
3. 比較的新鮮な湯


東小川1
シンプルなおおくら荘の外観


東小川温泉はこの地域に久しぶりに来たので未湯で残っていた。国道沿いのおおくら荘という小さな宿で入浴した。まだ午前中で加温していないと言うが、それでも構わないと入浴させていただいた。

東小川2
簡素な内湯のみの掛け流し


浴室は別棟になっており、ブロック造の地元専用共同湯のような外観であった。中にはオーバーフロー循環の内湯のみである。加熱はまだしていなかった。温度は不明であるがアルカリ性単純泉で陽イオン43.9mg 陰イオン69.1mgの極めて清澄な温泉である。

東小川3
仮設のような浴室棟外観


透明、無味、無臭だと思われるが湯口は異臭がする。湯口にしている竹が腐敗しているとも思われる。


東小川温泉  おおくら荘 
【住  所】〒378-0414 群馬県利根郡片品村大字東小川489
【電話番号】0278-58-2444
【日帰り営業時間】要連絡
【定休 日】要連絡
【料  金】300円 
  • 東小川温泉  おおくら荘

     6 A温泉  地元専用温泉共同湯


    1. 透明、少甘味、硫黄臭あり 
    2. 源泉約35度 浴槽は32度ほどのヌル湯
    3. 近くの家で鍵を借りる


    A1
    簡素な地元専用温泉建築


    村の集落の中にある地元専用共同湯。集落内を通っている道路脇にひっそりと存在していた。見つけるのに苦労した温泉である。小さなブロック造でモルタルを塗った外観で物置のようである。

    A2
    簡素な内湯は小さいが男女別になっている


    施錠されており、近くの家に許可を取りに行く。不在の家が多くやや難航したが、なんとか鍵を借りることができた。浴槽はコンクリートの簡素なもので一人用の小さなものである。男女に分かれているが、底はつながっている。

    A3
    一人用ほどの内湯


    温泉はビニールホースから源泉が垂れ流しになっている。掛け流しではあるが湯量が少ないので、源泉温度は35度ほどあるが、浴槽では32度くらいに低下している。単純泉または単純硫黄泉であろう、硫黄分ははっきりと感知できた。透明、少たまご味、硫黄臭あり。と記録した。


    A温泉 地元専用共同湯  

    ※この記事に書かれている情報は2007年冬時点のものです。ご利用の際には最新情報をご確認ください。


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    ※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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