2 明礬温泉 湯の里露天風呂 再訪
1. 白濁した酸性泉
2. 焦げ硫黄臭もあるが酸性泉がメイン
3. 以前は加水の記憶があるが今回は掛け流し。
明礬採取用の茅葺き小屋の並ぶ入口 |
明礬温泉の小屋が並ぶ敷地にある露天風呂の日帰り温泉施設。
展望の良い露天風呂、熱い源泉を弱く入れている。掛け流しに近いと思われる。白濁の湯で、はっきりとした酸味の中に硫黄の少苦味がある。匂いは、弱いが本格的焦げ硫黄臭がある。単純酸性硫黄泉 (H2S型)で成分総量は811mgと少なく単純泉であるが、水素イオンの6.4mgと遊離硫化水素の17.8mgの個性的成分で全ての表情が出ている。
白濁の広い露天風呂 |
熱い湯を少なめに入れているので新鮮味はやや少ない。しかし加水は少ないと思われる味覚で、新鮮さによる硫黄臭が、さらに出れば抜群だと思われる。今後の課題は熱い湯の使い方であろう。
内湯は木枠の小さな浴槽 |
61.9度の単純酸性硫黄泉 総計811mg Ph 2.2 H 6.4(69.12%) Na 11.1 K 5.6 Mg 3.8 Ca 11.0 Al 10.3(12.4%)Fe 5.4 陽イオン計 53.8mg Cl 2.8 S2O3 1.7 HSO4 77.5 SO4 364(89.2%) 陰イオン計 446.4mg H2SiO3 186 H2S 17.8 CO2 106 という組成である。
※この記事に書かれている情報は2005年7月時点のものです。ご利用の際には最新情報をご確認ください。
*別府特集*