温泉/甲信越の温泉

富山県、高岡周辺の温泉群 信州、北陸アビルマン紀行4(3ページ目)

富山県は高岡周辺の平野部に行った。この地区は温泉、鉱泉ともに多数湧出していて温泉数の多い地域である。鄙びた風情も情緒があり温泉巡りを楽しくしている。

執筆者:郡司 勇

27新岩坪温泉  凧  新築 循環  
 インターネットの新温泉情報で知り、地図に書き込んであった温泉。温泉仲間の方々がオープン前に仮設入浴していた報告があった温泉である。瀟洒な木造平屋の小さな施設で開業間もないので混雑している。単純泉と重曹泉があるようであるが分析表は単純泉のもので総計393.8mgの薄い物である。温度が25.1度で温泉規定になっている。透明、無味、無臭の清澄な温泉であった。重曹泉のほうは1グラム以上あるのでしょうか?色がややオリーブ色になっていると明記されている。しかし色以外の個性の差は判別できなかった。一部ヌル湯浴槽がありこれが良かった。基本的に循環であるが少量源泉を足している。弱いつるつるも感触出来た。

28 百橋温泉  温泉規定に入らず?  
黄色い外壁の銭湯。岩坪近くの小さな集落にあってひっそりと営業されている。大きめな四角いタイル浴槽が1つのみのシンプルな施設である。温泉として規定に入っているかは不明であるが墨書きでK5.5 Ca 50.3 Na 50.0 Mg 11.4 Cl 60.2 HCO3 241.1 CO3 54.6 メタ珪酸45.6と記されこれだけだと規定に入らない、重炭酸で340mgが近いがCO3がどれだけカウントされるのか不明である。透明、無味、無臭の循環であるが秘湯点として+αとしておく。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます