15葛川温泉 共同湯  

ブロック造モルタル塗りの古い共同湯。レンガ色に塗られている。コンクリート浴槽に透明、無味、無臭の湯があった。内部はコンクリート造の壁や床などカビだらけであるが古さを感じて良い。

16切明温泉 共同湯(再訪) 

以前いわなの里の帰りに入ったが少し良い記憶があるので再訪してみた。52.7度の単純泉で総計460mgのもの。モザイクタイルの浴槽に熱い湯が掛け流しされ半分加水されている。透明、微たまご味、無臭であった。飲むとわずかにわかる硫黄が良い記憶となっていたのであろう。

17摺毛温泉  捨て湯桝  

農業用の温泉。牛小屋に併設の浴室があるが鍵がかかっている。外には源泉の廃湯が打たせ湯のようになっている。しかしこの湯は激熱で隣の浴室からの捨て湯が桝に入っているのでここに入浴した。透明、無味、無臭の清澄な湯で個性はないが面白い入浴となったので記憶にのこるであろう。

18誉温泉  別荘地溢れ湯  

摺毛温泉のやや下流には別荘地があり温泉が湧出している。別荘はほぼ建設終わっており小さな集落のようになっている。川沿いから急な坂を登った台地状の敷地でその側溝は温泉が流れ、この熱い夏の盛りに湯気が立ち昇っている。湯量が多いのであろうそれで分譲地は温泉が配給され各戸が掛け流しになっているので下水から温泉の湯気が出ていると思われる。凄いのは集水のマンホールは湯が掃けきれずコンクリートの蓋の周りに温泉が溢れている。ここでの観察なので詳細は不明であるが透明、無味、無臭と思った。しかし湯が多いので好感している。

19古懸温泉  コミュニティ浴場  

比較的大きい木造サイディング張り共同湯。古懸地区コミュニティ浴場と命名されている。硫酸塩系の単純泉で総計833mg46.5度の温泉が入れられている。透明、少芒硝味、無臭と観察した。やや大きめの浴槽に熱い湯が弱く掛け流しになっている。ややつるつるの感触も感じられた。

20 K湯小屋  

田園地帯の中にある温泉。湯量豊富に38度ほどのヌルイ湯が豪快に掛け流しされているボロ小屋の温泉。この外観は衝撃的である。使われていない物置のような古い木片を張り合わせたような概観のボロ小屋の隙間をビニールで覆ってあるという外観で、ビニールは透明度を完全に失い薄茶色になっている。浴室内部もこの古いビニールが張りまわしてある。浴槽まわりは粘っているし冬用なのか壁全体に張られたビニールもベトついているし不衛生極まりない。フリーク好みの温泉。このような状態であれば野湯の方が数段気持ち良い。しかしこの存在は貴重である。透明、無味、無臭。許可をとって入浴してください。

21石川温泉 (再訪) ここは寄っておこう 

弘前周辺には所々に突然変異のように良い湯が湧出し、桜ヶ丘や新屋、白馬竜神など全国レベルの名湯が揃っているので圧巻である。この石川温泉は38度の弱食塩泉であるが弱く白濁しているので良い記憶になっていた。寄らずにはおれない。数年振りに再訪した。NH4による原因と推測しているが油臭があり松之山や長沼などもNH4により弱く白濁し油臭がするので最近の研究観察の成果として油臭の原因と推測しているが、同系なのであろう。弱く白濁し少塩味、少油臭と観察した。一般的銭湯ながら湯がなかなかの良さで、一般のお客にもわかるのか満員である。成分総量も少なく、個性としても弱いながら総合的に湯の素性が良い物を持っている温泉だと思った。

22白馬竜神温泉(再訪) うろこ状析出物 

良い記憶になっている湯に再訪するのは、期待に満ち溢れ楽しいものである。次の再訪温泉は白馬竜神である。含芒硝食塩泉の7グラムほどの温泉ながら析出物が多く浴槽内は丸く析出し、洗い場はうろこ状になっている。茶褐色(40センチ)塩甘味、土類炭酸臭と観察した。重炭酸は561mg、遊離炭酸は217mgという分析値ながら、実際は更に多量に含有されており、58度という泉温のため一瞬にして炭酸カルシウムとして析出または炭酸として気化してしまうと推測される。確かに味覚には重曹の感触が多く残っている。このような銭湯風の施設にしてはこの鍾乳洞のような析出物は特異で驚くべき存在感である。しかし盛況の入浴客はなにごともないように頭を洗っていた。
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